デイヴィッド・クロズビー追悼特集
今回は1月18日に81歳で亡くなったデイヴィッド・クロズビー(クロスビーではないんですね)の追悼特集でした。
プレイリストは以下の通りです。
01. Eight Miles High / The Byrds // Fifth Dimension
02. Everybody's Been Burned / The Byrds // Younger Than Yesterday
03. Triad / Jefferson Airplane // Crown Of Creation
04. That Song About The Midway / Joni Mitchell // Clouds
05. Wooden Ships / Crosby, Stills & Nash // Crosby, Stills & Nash
06. Guinnevere / Crosby, Stills & Nash // Crosby, Stills & Nash
07. Almost Cut My Hair / Crosby, Stills, Nash & Young // Deja Vu
08. Deja Vu / Crosby, Stills, Nash & Young // Deja Vu
09. Laughing / David Crosby // If I Could Only Remember My Name
10. Music Is Love / David Crosby // If I Could Only Remember My Name
11. The Wall Song / Graham Nash, David Crosby // Graham Nash, David Crosby
12. Radio / David Crosby // Croz
13. Things We Do For Love / David Crosby // Lighthouse
14. Carry Me / David Crosby & The Lighthouse Band // Live At The Capitol Theatre
15. Rodriguez For A Night / David Crosby // For Free
16. Glory / David Crosby, Becca Stevens, Michelle Willis, Michael League // Here If You Listen
初期の頃の曲を掲載させて頂きました。
The Byrds「Eight Miles High」
1966年バーズのアルバム『Fifth Dimension』収録曲。デヴィッド・クロスビー、ロジャー・マッギン、ジーン・クラークの三人で作ったそうです。
The Byrds「Everybody's Been Burned」
1967年『Younger Than Yesterday』収録曲。デヴィッド・クロスビーとロジャー・マッギンの二人で作った曲。この年にデヴィッド・クロスビーはバーズをクビになります。
Crosby, Stills & Nash「Wooden Ships」
1969年クロスビー,スティルス&ナッシュの『Crosby, Stills & Nash』より。曲はデヴィッド・クロスビーが作って、スティーヴン・スティルスとジェファーソン・エアプレインのポール・カントナーがそれぞれ歌詞に貢献しているそうです。演奏は殆どスティーヴン・スティルスが多重録音でしているそうです。
Crosby, Stills & Nash「Guinnevere」
デヴィッド・クロスビーが一人で作った曲。三人の女性について歌っているそうです。3番はジョニ・ミッチェル、2番はジョニ・ミッチェルより前につきあい始めていたクリスティーン・ヒントン、1番は言えない女性だそうです。この曲はマイルス・デイヴィスにカバーされました。
Crosby, Stills, Nash & Young「Almost Cut My Hair」
1970年のアルバム『Deja Vu』より。この曲のデヴィッド・クロスビーの歌い方は荒い感じなので、スティーヴン・スティルスは気に入っておらず『Deja Vu』から外したいと言っていたそうですが、逆にニール・ヤングは『Deja Vu』の中でこの曲が一番好きだったそうです。
この曲の録音をする3日前にデヴィッド・クロスビーがずっと付き合っていたクリスティーン・ヒントンという女性が自分のペットを獣医に連れていく途中でスクールバスに衝突して即死してしまったそうです。デヴィッド・クロスビーにとって計り知れない打撃で立ち直ることができない位の出来事でした。このような歌い方になったのは、この出来事と無関係ではないでしょう。
Crosby, Stills, Nash & Young「Deja Vu」
デヴィッド・クロスビーが自分のヨットを持って乗るようになったら、前世でいくつもの船の操縦をした経験があるのではないかと思うほど、すんなりと船の世界に入っていけた感覚を歌った曲だそうです。
David Crosby「Laughing」
1969年に『Deja Vu』を録音した後、サンフランシスコの同じスタジオでデヴィッド・クロスビーはソロアルバムを録音します。既にクロスビー,スティルス,ナッシュ&ヤングは解散状態となっていました。
恋人のクリスティーン・ヒントンを亡くし、精神的に参っていたデヴィッド・クロスビーを助けたのがグレイトフル・デッドのジェリー・ガルシア。
この曲のペダル・スティール・ギターはジェリー・ガルシア、ベースはグレイトフル・デッドのフィル・レッシュ、バッキング・ボーカルでジョニ・ミッチェルが参加。
David Crosby「Music Is Love」
この曲は、殆どがニール・ヤングとのデュオ。グラハム・ナッシュも少し入っているようです。