ジャズ・トゥナイト 2022年11月19日（エリ・ヤマモト・トリオ、マーシャル・ジルクス、キース・ジャレット）

ホットピックス

Eri Yamamoto Trio『A Woman With A Purple Wig』

ニューヨーク在住のピアニスト：山本恵理率いるエリ・ヤマモト・トリオのニューアルバム。このアルバムのタイトルとジャケットにはコロナでロックダウンしたニューヨークで多くのアジア系の人が標的となり、暴行を加えられる中、彼女自身の経験とトラウマが表現されています。外出しなければならない時には、自分の身を隠すために、紫色のカツラをしたり、大きなサングラスをしたり、マスクをしたり、帽子を被ったり、自分がアジア人だと分からないように気を付けていたということです。それがタイトルになっています。山本恵理のピアノ、デイヴィッド・アンブロージオのベース、竹内郁夫のドラムス。

Woman With A Purple Wig

Challenge

Internal Beat

Marshall Gilkes『Cyclic Journey』

ニューヨークを拠点に活動するトロンボーン奏者：マーシャル・ジルクスの最新作。アーロン・パークスのピアノ、リンダ・メイ・ハン・オーのベース、ジョナサン・ブレイクのドラムスというカルテット編成にクラシックのミュージシャンを迎えたブラスオクテットが入っていて9つの楽章からなる組曲となっています。

Cyclic Journey

Part I: First Light (feat. Aaron Parks, Linda May Han Oh & Johnathan Blake)

Part ⅠⅩ:Cyclic Journey

Keith Jarrett『Bordeaux Concert』

ピアニスト：キース・ジャレットが2016年7月6日フランス、ボルドーの国立歌劇場オーディトリアムで行った、フランスでの最後のソロピアノ公演。即興による全13曲を収めたライブアルバム。2017年の2月以降キース・ジャレットは人前で演奏していません。2018年に2度の脳卒中を起こして2度と演奏できない可能性が高いことも公表していました。インターネット上で今年、近況とこのアルバムについてのインタビューを読むことができるそうです。

Bordeaux Concert

Part III