レッツの音楽(藤川パパQ)
Bill Evans「Let's Go Back To The Waltz」
アーヴィング・バーリンが1962年のブロードウェイ・ミュージカル『Mr. President』のために作詞作曲したもの。このミュージカルは架空の大統領を主人公にしていて、ワシントンD.C.での上演にはケネディ大統領と夫人のジャクリーンが訪れたそうです。そしてこの作品は結果的にアーヴィング・バーリンの最後のミュージカルとなりました。
ジャズピアノのビル・エヴァンスによる1962年ニューヨーク録音のアルバム『Empathy』に収録されている演奏です。アメリカ西海岸を代表するメイドラマー:シェリー・マンを招いて共演しております。
Diana Krall「Let's Face The Music And Dance」
この曲は元々フレッド・アステア、ジンジャー・ロジャースが主演した1936年の映画『艦隊を追って』のためにアーヴィング・バーリンが作曲したスタンダード・ナンバーです。
ダイアナ・クラールの1999年発表のアルバム『When I Look In Your Eyes』より。このアルバムにはプロデュースにトミー・リピューマ、編曲にジョニー・マンデル、録音に録音にアル・シュミットという名人たちが参加しています。
B.B. King「Let's Straighten It Out」
この曲は元々サザンソウルの歌手でソングライターのラティモアが1974年に発表したアルバムのタイトル曲で「はっきりさせてよ」という日本語タイトルもあります。一方、B.B.キングは2015年に89歳で亡くなっております。この曲はB.B.キングのアルバム『King of the Blues 1989』に収録されていてアル・クーパーがプロデュース、楽器の演奏を担当しております。