Harlem River Drive「Harlem River Drive (Theme Song)」
10月8日にロニー・キューバーというバリトン・サックス奏者が80歳で亡くなり、追悼で何曲かかかりました。1971年エディ・パルミエリとチャーリー・パルミエリの兄弟が初めて組んだバンドによるアルバム『Harlem River Drive』。ラテン、ファンク、ロックと当時としては画期的なアルバムだったようで、ホーンセクションにロニー・キューバーがフィーチャーされており、ホーンの編曲も担当しているそうです。ウォーのサウンドは圧倒的にこのアルバムから取っているそうです。
Tedeschi Trucks Band「D’Gary」
テデスキ・トラックス・バンドの4部作の4枚目『 I Am The Moon: 4 - Farewell』より。
この曲のタイトル「D’Gary」は歌詞とは全然関係なく、マダガスカルのアコースティックギターの名手の名前だそうです。バラカンさんがデレク・トラックスにインタビューして語っていたことは以下の通りだそうです。
あるフレーズが頭に浮かんで、デガリのギターの音を連想しました。あくまで作業中の仮のタイトルに過ぎなかった。その後、スーザンが素晴らしい歌詞を作って、全然違う曲になったけど、曲名を決める時に、スーザンは「響きがいいしこのままでいいじゃない」と言った。曲とは何の関係もないけど、素晴らしいミュージシャンへの尊敬の気持ちを表すことができた。
このアルバムは9月10日の「ワールドロックナウ」でも紹介されました。
D’Gary「Sahira」
デガリのアルバム『Malagasy Guitar』より。ヘンリー・カイザーとデヴィッド・リンドレーという二人のアメリカ人ギタリストがマダガスカルに行って現地録音したアルバム。デガリが住んでいるところからスタジオまではバスで3日間乗らなかればならなかったそうです。デガリの演奏は変わったチューニングで右手は親指と人差し指だけを使うそうです。