新譜紹介
ヴァン・モリソンが3曲配信で新曲を発表しました。どれもロックダウン反対、イギリス政府のコロナに対する姿勢を批判するような曲。ヴァン・モリソンは日本には来ませんが、イギリス国内では結構ライブを演っているそうで、今は全くライブが出来ないのでフラストレーションがかなり高まっているようです。
Van Morrison「Born to Be Free」
「我々には見えていないことを鳥たちは知っている。それは自由である為に生まれてきたということ。あーだこーだ言う政府なんかいらない。彼らに少しでも余裕を与えれば、どんどん権力をとる。」という内容だそうです。
Van Morrison「As I Walked Out」
アイルランドの有名なフォークソングのメロディーを使って、歌詞だけ今の状況に合わせて作り替えた曲。「街の中に歩き出したら、街がガラガラで、政府はステイ・ホームしなさいと言っている。2020年3月21日の政府のウェブ・サイトではもうCOVID-19は怖くないと言った途端の2日後にロック・ダウンとなった。何故本当のことを言わないんだ?」という文句を言っている曲。
バラカンさん:
何度も繰り返された最後の一行が肝心なんでしょうね。
「政治家たちは皆んな働いているのに、何故我々(ミュージシャン)は働けていないのか?」
恐らく音楽関係者でこういう気持ちを持っている方は少なくないでしょうね。
Van Morrison「No More Lockdown」
ストレートにワン・コードで迫っていく曲。
ヴァン・モリソンは以下のように訴えているそうです。
人々に指図するつもりは全くない。
これは選ぶ自由の話で、人々に考える権利があるはずだ。