ジャズ・フロム・LONDON
最近のロンドンのジャズ事情に迫る特集。
昨年7月13日に音楽ライターの原雅明さんにゲストで来てもらってロンドンとLAの最近のジャズ・コレクティブの話を聞かせて頂きました。
今年の3月7日「ウーマンインジャズ」という特集でロンドンシーンとりわけ女性の活躍が非常に目立つのでロンドンの女性アーティストを何人か紹介して頂きました。
大友さんは5月にロンドンでライブをする予定があったそうで、その際にオフの時間を3日ほど設けてロンドンのジャズシーンを取材しようと思っていたそうです。行けなくなってしまったのですが、その際に取材をしようとしていたロンドン初のインターネットラジオ「Worldwide FM」で番組制作をしているプロデューサの木村真理さんに電話をつないで取材をされたそうです。
ロンドンにおけるジャズはアンダーグランドなものではなく、気軽に踊れるようなものだそうです。これはここ2〜3年のことだそうです。そのキーパーソンがDJのジャイルス・ピーターソンで彼が主宰するレーベル「Brownswood」からリリースされた2018年コンピュレーションアルバム『We Out Here』のヒットが大きなきっかけとなっているそうです。
UKジャズシーンで一番の大物(実際にキングと呼ばれているそうです)はサックス奏者のシャバカ・ハッチングス。1984年生まれです。クイーン的存在はサックス奏者のヌバイア・ガルシア。1991年生まれです。
Shabaka & The Ancestors「They who must die」
シャバカ・ハッチングスがアメリカの名門ジャズレーベル「Impulse!」と契約したニューアルバム『We Are Sent Here By History』より。アメリカのジャズ界に認められたのはUKジャズ史において画期的なことだそうです。
Nubya Garcia & Joe Armon-Jones「Hold」
『We Out Here』の続編のアルバム『Gilles Peterson Presents: MV4』が4月にリリースされました。2018年に録音されたスタジオのライブセッション。