新譜紹介
Lapsley『Through Water』
ラプスリーの4年ぶりのセカンド・アルバム。 デビュー・アルバムでは第二のアデルと呼ばれたりしてとても注目されたのですが、彼女自身の音楽と世間の期待との齟齬に悩んで、しばらく休養に入りました。ボランティアや出産に関するアドバイスやサポートを行う職業の訓練を受けたりして、自分自身を回復させる期間を経てこのアルバムの発表となったそうです。このアルバムは自分でプロデュースしていて彼女が彼女であるという証明の作品になっています。「水を通して世界を回復させる」というイメージのアルバム。今の世界の状態を予言していたかのようなアルバム。
Through Water
(訳詞)
影響の大半は水を通して感じられる
水を通して
今後の10年はその後に緩和と適応の失敗が続く
適応と緩和
砂時計の砂が落ちていくのを想像する
左手に良心があり、右手には決断がある
足元にある石油を想像する
道を走る自動車から足元のアスファルトまでを
適応と緩和
適応と緩和
水を通して
Sadness is a Shade of Blue
(訳詞)
幸せとは影のよう
砂漠にある
悲しみとは青にある影
そして未来は街灯なの
まだ建っていない町にある
そしてあなたは過去なの
あなたも私みたいに暗さを理解しているのよね
それは二本の脚だけで支えるには重荷だわ
でもあなたは自分から良くなろうとしない
そして私は常に変化する浮き沈みを変えることはできないの
幸せは枝のよう
悲しみは雪崩あいのよう
いつまでも終わらないと感じる
あの冬の
今年度のエンディング・テーマ
Summer Walker「Nobody Else」
4月から3月の年度周期でエンディング・テーマが変わります。新しい年度の始まりでエンディング・テーマが変わりました。毎年渋谷さんが選ぶ曲はセンスいいなぁと思います。
今年度は人類全体が見えない敵と戦うというスタートですが、きっと明るい日が再び訪れます。しばらくの間は外出せずに家に引きこもりましょう!