ラジオと音楽

ラジオから知った音楽のこと書いていきます

世界の快適音楽セレクション 2019年9月7日

 

テーマ:送る音楽

 

Vinicius De Moraes、Toquinho「トムへの手紙74(Carta Ao Tom 74)」

ヴィニシウス・ヂ・モライス(Vinicius De Moraes)は、リオデジャネイロ生まれの作詞家、詩人、作家、外交官。1950年代末に彼の作詞、アントニオ・カルロス・ジョビンの作曲、ジョアン・ジルベルトの歌とギターによって生み出された音楽は「ボサノバ(新しいセンス)」と呼ばれ世界に広がっていきました。

一方トッキーニョ(Toquinho)は、ブラジル サンパウロ生まれの歌手、ギタリスト、作曲家。このコンビの活動は1969年頃からヴィニシウスの亡くなる1980年まで続きました。

「トムへの手紙74(Carta Ao Tom 74)」は、1974年リリースの二人の共演アルバム「Vinicius &  Toquinho」からの1曲。トムはアントニオ・カルロス・ジョビンのこと。50年代末から60年代始めにかけて一緒に活動したトムに対して贈られた、また一緒に音楽を作りたいというヴィニシウスのメッセージとなっています。

「覚えやすく、胸にきます」(松村さん)。

  

Vinicius & Toquinho

Vinicius & Toquinho

 

 

 

藤川パパQのディスカバー・カバー

 

7月に亡くなったジョアン・ジルベルト(Joao Gilberto)さんの追悼。

1931年6月10日バイーア州の生まれ。2019年7月6日にリオデジャネイロのご自宅で亡くなられました。88歳。

歌とギターでボサノバを作り出した人。メジャーからのデビュー・アルバムが1959年リリースの「想いあふれて(Chega De Saudade)」。アントニオ・カルロス・ジョビン作曲・ピアノ、ヴィニシウス・ヂ・モライス作詞、三人が素晴らしい曲をどんどんこの時代に作り出して送り出していきました。

 

Joao Gilberto「想いあふれて(Chega De Saudade)」

ちょうど60年前のボサノバ第1号と言われている曲。

 

Chega De Saudade (import)

Chega De Saudade (import)

 

 

Joao & Bebel Gilberto「想いあふれて(Chega De Saudade)」

1980年にジョアンがアメリカに行って帰国したのち、ブラジルのテレビ局に出演してライブを行いました。娘さんのベベウ・ジルベルトBebel Gilberto)さんが一緒に歌っています。この時ベベウさんは14歳。

 「ジョアン・ジルベルト・ライヴ!」というアルバムになっています。

 

 

ジョアン・ジルベルトを探して」 というリオデジャネイロで撮影された音楽ドキュメンタリーが上映されているそうです。

 

また、来年この番組は1000回を迎えるそうで特集番組をされるそうです。今までかかった曲からもう一度聴きたい曲のリクエスト募集という告知がありました。

 

ウィークエンドサンシャイン 2019年9月7日

 

Angélique Kidjo「Remain in Light」

トーキング・ヘッズTalking Heads)1980年のアルバム「Remain in Light」の全曲カバーアルバム。「Remain in Light」が出た時は、トーキング・ヘッズがここまでアフリカの音楽の影響を受けるのかとビックリするようなレコードでしたが、それが逆カバーされるという面白さ。

 

  

REMAIN IN LIGHT

REMAIN IN LIGHT

 

 

The Rolling Stones Rock And Roll Circus

 

1968年に行われたテレビ企画。デラックスエディションが発売となりました。

ストーンズのアルバムは殆どの聴いてきたつもりなのですが、このアルバムは知らなくて2016年から2017年にInterFMでやっていたCHABO(仲井戸麗市)の番組でタジ・マハール(Taj Mahal)の「Ain't That a Lot of Love」がかかって知りました(2016年11月28日ですね)。これをきっかけにタジ・マハールをもっと好きになった感じです。

 


Taj Mahal「Checkin’ Up On My Baby」

タジ・マハールのデビューアルバム「Taj Mahal」にも入っている曲です。 

Checkin' up on My Baby

Checkin' up on My Baby

  • provided courtesy of iTunes

 

The Dirty Mac「Warmup Jam」

The Dirty Macは、すごいメンバーです。

ジョン・レノンビートルズ):ボーカル、リズムギター

エリック・クラプトン(クリーム):リードギター

ミッチ・ミッチェルジミ・ヘンドリックス・エクスペリエンス):ドラムス

キース・リチャーズローリング・ストーンズ):ベース

Warmup Jam

Warmup Jam

  • ザ・ダーティ・マック
  • ロック
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

 

Julius Katchen「de Falla: Ritual Fire Dance」

アメリカ生まれのクラシック・ピアニスト。1969年春42歳でガンのため亡くなってしまったそうです。ブライアン・ジョーンズが紹介します。

 

de Falla: Ritual Fire Dance

de Falla: Ritual Fire Dance

  • ジュリアス・カッチェン
  • ロック
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

 

 

 

D・A・ペネベイカー追悼

1967年に行われた「モントレー・ポップ・フェスティバル」を映画化した方だそうです。

 

The Who「Substitute」

The Whoはこの時初めてのアメリカツアーだったそうです。デビューして2年後。

 

Otis Redding「Try A Little Tenderness」

フィルムが途中で無くなってしまったそうで、途中で客席の映像に変わっていきます。

この演奏は何度聴いても鳥肌もんですよね。本当にいい。

オーティスの「モントレー・ポップ・フェスティバル」のアルバム出てるんですね。知りませんでした。

Live at the Monterey International Pop Festival

Live at the Monterey International Pop Festival

 

Donnie Fritts追悼

 Barakan Beatでも取り上げられましたが、マッスル・ショールズのソングライター ドニー・フリッツ(Donnie Fritts)の追悼。76歳で亡くなったそうです。

 


 1974年発売のアルバム「プローン・トゥ・リーン(Prone To Lean)」は人気のあるアルバムだそうです。

Sumpin' Funky Going On

Sumpin' Funky Going On

  • ドニー・フリッツ
  • ロック
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes
プローン・トゥ・リーン

プローン・トゥ・リーン

 

 

Donnie Fritts「Adios Amigo」

私は昨年発売されたArthur Alexanderを追悼した「June」がいいと思います。クレジットされていないそうですが、ダン・ペンと歌っているそうです。

  

 

 

 

 

 

 

Apple Music ウェブ版

 

Apple Musicのウェブ版のベータ版が公開されたので使い始めました。

beta.music.apple.comに行ってApple IDを使ってサインインすれば使えます。

私は、現行機種のiPhone XRiTunesに曲を同期させて、前機種のiPhone7はApple Musicから曲をダウンロードして聴いています。

もちろんiTunesiCloudミュージックライブラリをオンにしてApple Musicからダウンロードして聴くこともできるのですが、Macに保存している曲はラジオ録音や自分でアーティスト名やアートワークを変えたりしているので、それが全てApple Musicのものに変わってしまうのが嫌でiTunesiCloudミュージックはオンにしていません。なのでMaciPhone XRApple Musicからダウンロードは出来ず、ストリーミングで聴くことだけ出来ます。

Web版はストリーミングで聴くYouTube感覚なのでいいですね。ちょっと聴いてみたい時とか、ミュージックビデオ見たい時とかに使えそうです。

でもまだベータ版だからなのか、ウェブ版で聴いた曲は「For You → 最近の再生」に残らないみたいです。これ不便。本番バージョンでは直っているのを期待します。

今月から無料期間が終わって980円の課金が始まったので使い倒したいと思います。

 

こぼねみ(id:kobonemi)さんの記事も参考にさせていただきました。