【目次】
夏の特集 音楽の自由時間 その2
ゴンチチ「恵みの夏」
Tony Allen & Hugh Masekela「Never (Lagos Never Gonna Be The Same)」
三上さんの選曲。ナイジェリアでアフロビートをフェラ・クティと共に作り上げたドラマー:トニー・アレンと南アフリカのトランペッター:ヒュー・マセケラの共演で、アルバム『Rejoice』より。ラゴスはナイジェリア最大の都市でトニー・アレンの生まれ故郷でもあります。
Blossom Dearie「Someone To Watch Over Me」
ブロッサム・ディアリーは1924年4月28日ニューヨーク生まれのジャズ・シンガーでピアニスト。今年は生誕100年というアニバーサリー・イヤーです。この曲は1961年に発表されたニューヨーク録音のアルバム『My Gentleman Friend』からの1曲で、ジョージ・ガーシュウィンが作曲したスタンダード・ナンバー。
UB40「Red Red Wine」
UB40は1978年イギリスのバーミンガムで結成されたレゲエのグループ。彼らが先ごろリリースしたアルバム『UB45』(45は45周年という意味)は、イギリスで大ヒットアルバムになっています。彼らが今までに放ったヒット曲を新たにレコーディングし直したものと新曲で構成されています。なお、この曲は元々はアメリカの歌手:ニール・ダイアモンドの曲でUB40の1983年のアルバム『Labour of Love』に収録されておりました。
The Taj Mahal Sextet「Queen Bee」
ザ・タジ・マハール・セクステットが先日リリースしたライブ・アルバム『Swingin' Live At The Church In Tulsa』より。タジ・マハールは1942年ニューヨーク出身の歌手、ギタリスト、作曲家。ブルースだけでなく、レゲエ、カリプソ、ジャズ、ハワイ音楽、アフリカ音楽など様々な要素を融合してユニークな音楽世界を作っております。このセクステット(六重奏団)では、タジ・マハールの歌、ギター、バンジョー、ウクレレ、ピアノの他にベース、ドラム、ハワイアン・ラップ・スティール、アコースティック・ギター、ドブロ・ギターの演奏家が参加しています。
ゴンチチ「Brazil」
ディスカバー・カバー(藤川パパQ)
オリビア・マイゼルという方のジャズ・ボーカルのアルバム『A Moment in Time』が紹介されました。オリビア・マイゼルはフランスのトゥールーズの出身で現在はカナダのモントリオールを拠点としておられます。コール・ポーターの書いた名曲「Easy To Love」が聴き比べされました。
Charlie Parker「Easy To Love」
チャーリー・パーカーのアルバム『With Strings』より。
Olivia Maisel「Easy to Love」