【目次】
日本発のグローバルミュージック
ワールドミュージックという言葉は1980年代後半に名付けられた言葉だそうです。それが今新たにグローバルミュージックと呼び替え始められているそうです。ワールドという言葉に欧米とそれ以外の世界という、かつての植民地主義的意味合いが生じてしまうからだそうです。グラミー賞でもグローバルミュージックと呼び替えが行われたそうです。この番組でも世界標準に従いグローバルミュージックという言葉を使っていくそうです。
5月7日
蓮沼執太,U-zhaan,Babui「Good News」
インド古典の打楽器タブラを日本のお茶の間にまで広めた人気者ユザーン。彼がエレクトロニカの蓮沼執太、北インド古典の弦楽器サロードの奏者バブイと共演した曲。
新作紹介
5月8日
Glass Beams「Orb」
オーストラリアのメルボルンを拠点にするミステリアスなオリエンタル・ファンク・トリオ:グラス・ビームス。ギター、ベース、ドラムスというトリオでエキゾチックなメロディをストイックでファンキーに仕上げています。ミュージック・ビデオを見ると3人とも宝石を散りばめたマスクを着けていて素顔が分からないような状態で演奏しています。現在ヨーロッパー・ツアーを行い、この夏フジロックへ出演するそうです。5月11日の「Love on Music」でもジョー横溝さんが注目していると紹介していました。
5月9日
Huun-Huur-Tu, Carmen Rizzo, Dhani Harrison「Remembering Ulatay River」
中央アジア:トゥバ共和国の喉歌ホーメイのベテランバンド:フンフルトゥとアメリカ人プロデューサーのカルメン・リッツォ、ジョージ・ハリスンの息子のダーニ・ハリスンが共同制作したアルバム『Dreamers In The Field』。かつてジョージ・ハリスンが設立したダークホース・レコーズからのリリースです。ダーニ・ハリスンはフンフルトゥについて「彼らは私が作る音楽の方向性だけでなく、この先私の音楽に取り入れたいと思っていた周波数に至るまで私の人生を永久に変えました」とまで言っています。