【目次】
#32 トリビュート:ヘンリー・マンシーニ
2024年4月16日で生誕100年を迎える作曲家、ヘンリー・マンシーニの特集でした。「ピンクの豹(ピンク・パンサーのテーマ)」や「ムーン・リバー」などの映画音楽で知られる巨匠。大友良英さんも「ジャズ・トゥナイト」でヘンリー・マンシーニを特集していました。
Henry Mancini & His Orchestra「Charade」
1963年の大ヒット映画『シャレード』。オードリー・ヘプバーン、ケーリー・グラント主演のコミカルなミステリー映画。
Henry Mancini「Peter Gunn」
1958年から1961年まで放送されたTVシリーズ『ピーター・ガン』。クール・ジャズを愛する私立探偵が主人公でジャズ・クラブで展開されるシーンも多く、サウンドトラックもジャズをふんだんに取り入れ、レコードとしても大ヒットとなりました。『ピーター・ガン』を演奏している当時のヘンリー・マンシーニ楽団のピアニストは、ジョン・ウィリアムズだそうです。
Henry Mancini「Lujon」
1959年のTVシリーズ『Mr. Lucky(ついてる男)』の続編のアルバム『Mr Lucky Goes Latin』より。
Henry Mancini & His Orchestra「Green Onions」
1963年発表のアルバム『Uniquely Mancini』より。ヘンリー・マンシーニ楽団が演奏するために自身の楽曲に加え、当時のヒット曲やジャズ・スタンダードをマンシーニが編曲してカバーしているアルバム。この曲はブッカー・T&ザ・MG'sの大ヒット曲。1962年に発表されR&Bチャートで1位に輝いたインストゥルメンタル曲。
Dexter Gordon「Days Of Wine And Roses」
第35回アカデミー歌曲賞を受賞曲。1962年の映画『酒とバラの日々』のテーマ曲。ジョニー・マーサーが作詞。多くのアーティストにカバーされています。 サクソフォーン奏者:デクスター・ゴードンの1972年録音のアルバム『Tangerine』より。
Quincy Jones And His Orchestra「Baby Elephant Walk」
1枚丸ごとヘンリー・マンシーニの曲に捧げた1964年発表のクインシー・ジョーンズのアルバム『Explores the Music of Henry Mancini』より。1962年の映画『ハタリ!』に登場する楽曲「子象の行進」。
Henry Mancini & His Orchestra「The Blues」
1960年録音で第3回グラミー賞ベスト・ジャズ・パフォーマンス・ラージ・グループ賞を受賞した『The Blues and The Beat』より。この曲のピアノもジョン・ウィリアムズ。
Aretha Franklin「Moon River」
オードリー・ヘップバーン主演1961年の映画『ティファニーで朝食を』のために書かれた曲。アカデミー歌曲賞を受賞しました。作詞はジョニー・マーサー。アレサ・フランクリンが1963年に録音、2011年に発表されたアルバム『Tiny Sparrow: The Bobby Scott Sessions』より。
週間プレイリスト
4月15日から21日までのブログに掲載した曲のプレイリストです。