【目次】
ホットピックス
John Scofield『Uncle John’s Band』
前半「ECM特集」でしたので、ECMの新譜の紹介。ベテランギタリスト:ジョン・スコフィールドの新譜。80年代前半にマイルス・デイヴィスのバンドに在籍していたジョン・スコフィールドは、1979年から組んでいるスティーヴ・スワロウとのトリオ作品『Swallow Tales』で2020年にECMからリーダー・デビューを果たし、昨年初のソロアルバム『John Scofield』をリリースしました。そして今回のアルバムは、ベースにヴィセンテ・アーチャー、ドラムスにビル・スチュワートを加えたトリオによる作品。
Uncle John’s Band
アルバムのラストに収録されているグレイトフル・デッドの曲。2022年8月ニューヨーク州ラインベックでの録音。
このアルバムはバラカンさんの「ウィークエンドサンシャイン」でも紹介され、同じ曲がかかりました。
Wolfgang Muthspiel『Dance of the Elders』
これもECMからのニューリリース。オーストリア出身のギタリスト:ウォルフガング・ムースピール(1965年生まれ)の新作。ウォルフガング・ムースピールは、バークリー音楽大学を卒業し、ニューヨークを拠点に様々なアーティストと共演し、2012年の『Travel Guide』で、ギタリストのラルフ・タウナー、スラヴァ・グリゴリヤンとのギター・トリオのメンバーとしてECM作品に初参加。2014年にドラムスのブライアン・ブレイドとベースのラリー・グレナディアとのトリオでリーダー作『Driftwood』でECMデビュー。これまで4枚のアルバムをリリースしています。
Cantus Bradus
以前共演を果たしたブラッド・メルドーのことを念頭に作曲した曲。メンバーは、ウォルフガング・ムースピールのギター、スコット・コリーのベース、ブライアン・ブレイドのドラムス。2022年2月オークランドでの録音。