シェアの音楽
John Mayall「So Hard To Share」
三上さんの選曲。現在89歳の英国ブルースロックを代表するジョン・メイオールの1969年リリースのアルバム『The Turning Point』より。
Everything But The Girl「Alison」
イギリスの夫婦デュオであるエブリシング・バット・ザ・ガールが1992年にリリースしたエルヴィス・コステロの曲のカバー。「Alison」はかつての恋人である既婚者に対する執着心に近い屈折した想いが描かれたナンバーで、歌詞の中にウエディングケーキが出てきます。通常ウエディングケーキは結婚したカップルの幸せをパーティーの出席者たちに御裾分けするという意味合いで切り分けられるということです。
音楽のバックステージ(渡辺亨)
Fred Hersch & Esperanza Spalding「Girl Talk」
フレッド・ハーシュとエスペランサ・スポルディングの2018年5月ニューヨークのヴィレッジ・ヴァンガード3日間行われたライブ音源。フレッド・ハーシュはピアニスト、エスペランサ・スポルディングはベーシストですが、このライブでは歌だけだそうです。エスペランサ・スポルディングがシンガーソングライターなのでジャズスタンダードを歌ったことはないそうです。12分以上の即興。フレッド・ハーシュは肉体的苦痛、エスペランサ・スポルディングは精神的苦痛を抱えながらの演奏だったそうです。
このアルバムは1月14日の「ジャズ・トゥナイト」でも紹介されました。