Love On Music 2020年8月1日（グレイトフル・デッド、竹内朋康）

グレイトフル・デッド特集

8月1日はジェリー・ガルシアの誕生日なのでグレイトフル・デッドの曲がかかりました。ゲストの竹内朋康さんとタイジさんのスタジオ・セッションでも「Truckin'」を演奏されました。

グレイトフル・デッドは1965年に結成されたアメリカを代表するバンド、そのリーダーがジェリー・ガルシアです。1942年8月1日生まれ、1995年8月9日に53歳で亡くなりました。タイジさんは1995年デビューだそうです。

グレイトフル・デッドは1998年当時最も多くコンサートを行ったロック・バンドだそうで、その数2,318回 。アメリカでチケットが取れないバンドNo.1だったそうです。1990年代にはグレイトフル・デッドのコンサート・ツアーは2億8,500万ドルの利益をあげ、ローリング・ストーンズに次いで二番目。ライブは録音をしてよく、グレイトフル・デッドを愛する「デッドヘッズ」と呼ばれるファンたちはその音源を交換しました。TVなどには出演していませんが、ファンの間で音源が回って観たいファンがライブに殺到するという現象が生まれました。チケットもイベント会社に任せず、自分たちで管理していたそうで、音楽ビジネスの一歩先を行っていました。「グレイトフル・デッドにマーケティングを学ぶ」という本も出ています。

グレイトフル・デッドにマーケティングを学ぶ (日経ビジネス人文庫)

Grateful Dead「St. Stephen」

タイジさんの好きなグレイトフル・デッドのアルバム『Aoxomoxoa』の1曲目。

Aoxomoxoa -Annivers-

Grateful Dead「Eyes of the World」

竹内朋康のグレイトフル・デッドでお勧めの曲。

Wake of the Flood (2013 Remaster)

ゲスト：竹内朋康

竹内朋康さんはコロナ禍でライブが出来なくなったのでレーベルを立ち上げ、オンラインショップ「MIDORIYA Recordings」を開設されたそうです。「みどりや」というのは竹内さんのお父さんがやっていた料理屋さんの名前でお兄さんが継がれているそうです。

『BREAKS & TORUS』というニューアルバムを「Tomoyastone」という名義で出されたそうです。2週間くらいで作られたそうです。コロナの間に誰よりも早くアルバムをリリースしようというモチベーションで作られたそうです。

Tomoyastone「Light & Shadow」

Light & Shadow C/W Torus Blues [Analog]

来週も「グレイトフル・デッド特集」で、ゲストは何と「三宅伸治」さん。

楽しみです。

ザ・ソウルミュージックII 2020年8月1日（スキップ・マーリー & ハー、キャッシュ・ペイジ、ジョン・レジェンド）

久保田利伸さんのヘビロ・ナンバー

Skip Marley ＆ H.E.R.「Slow Down」

松尾さんも紹介されたこの曲が最近の久保田さんのヘビロだそうです。

久保田さんもスキップ・マーリーの声は、お爺ちゃんの声にそっくりと仰ってました。そしてコラボしているハーは10年20年に一人の才能だとも仰っていました。

暑中お見舞いです Summer Breeze（久保田利伸）

Kaash Paige「Heartbreaker」

キャッシュ・ペイジの2019年のアルバム『Parked Car Convos』より。キャッシュ・ペイジはアメリカのダラスで育った19歳の新人。

Parked Car Convos [Explicit]

John Legend「Don't Walk Away（ft. Koffee）」

松尾さんも村上さんも紹介したジョン・レジェンドの新譜『Bigger Love』より。

Bigger Love

久保田さんの担当は第1週ですが、今月は来週も久保田さんが担当されるそうです。テーマは「残暑お見舞い」。楽しみです。

世界の快適音楽セレクション 2020年8月1日（クリスティーナ、リッキー・リー・ジョーンズ、フィオナ・アップル、ハニャ・ラニ、アンブローズ・アキンムシーレ）

音楽って素晴らしい（1）

今回から6回「音楽って素晴らしい」というテーマをやるそうです。三上さんがご提案されたそうで、「今、不安な気持ちでいるので、音楽を聴いて心が安らぐといいかな」と思われたそうです。今日は、渡辺亨さんの選曲でビートルズの曲が多かったです。

Cristina「（Baby You Can）Drive My Car」

クリスティーナは1980年代前半にニューヨークで活躍し、本年3月に惜しくも亡くなりました。この曲は1980年に発売された７インチシングル。

Drive My Car

Rickie Lee Jones「For No One」

リッキー・リー・ジョーンズがあえてロックやスタンダードなどのカバーだけで構成した2000年のアルバム『It's Like This』に収録されているビートルズ・ナンバー。ピアノはジョー・ジャクソンです。

It's Like This

Fionna Apple「Across The Universe」

4月に8年ぶりにリリースした通算5作目のアルバム『Fetch The Bolt Cutters』が絶賛され、2020年上半期の話題をさらったフィオナ・アップルによるビートルズのカバー。1998年に制作され、「カラー・オブ・ハート」という邦題で翌年日本でも公開された映画の主題歌。

アクロス・ザ・ユニヴァース

トピックス（渡辺亨）

Hania Rani『Home』

サラーム海上さんの「音楽遊覧飛行」でも紹介されたハニャ・ラニの新譜。ポーランドの女性シンガー・ソング・ライター兼キーボード・プレイヤー。昨年12月に来日されて「ピアノエラ」に出演されています。このアルバムは2作目になります。

Home

Leaving

Ambrose Akinmusire『On the Tender Spot of Every Calloused Moment』

アメリカのトランペッター：アンブローズ・アキンムシーレの新譜。テクニシャンで物語を作るアーティストだそうです。自分の物語を作りつつ現代のアメリカを語る。ジャズなので歌詞はないですが、楽器だけで今のアメリカを奏でる。このアルバムは二人の人に捧げられているそうです。一人がロスコー・ミッチェル、もう一人がロイ・ハーグローヴ。

On the Tender Spot of..

Tide Of Hyacinth

アルバムの1曲目。引き込まれる感じの曲です。