ラジオと音楽

ラジオから知った音楽のこと書いていきます

Love On Music 2020年5月9日(DJシャドウ、佐藤タイジ)

 

「Love On Music」は毎週水曜日と土曜日の21:00から22:00、佐藤タイジさんとジョー横溝さんがDJをしている番組です。5月6日(水)に偶然耳にして過去に行ったスタジオ・ライブの録音が流れていました。

仲井戸"CHABO"麗市 & 佐藤タイジ & 和田唱「ROUTE66」、竹中直人 & 佐藤タイジ「いいことばかりはありゃしない」を聴いて、「お〜!これから聴こう!」と思い今回も聴きました。

DJのお二人は家からのリモート収録になっていて、今回もこれまでの「セッション名演集」でした。すごく良かったです。

佐藤タイジさんは、シアターブルックのボーカル&ギター。清志郎さんの追悼コンサートで何度も演奏を観させて頂いております。ギターが上手で声が大きい。CHABOさんは「太陽みたいな奴だ!」と仰ってました。前向きで元気ですよね。

 

DJ Shadow『Our Pathetic Age』

タイジさんお勧め。ノリがすごくいいです。 

Our Pathetic Age

Our Pathetic Age

  • アーティスト:DJ Shadow
  • 発売日: 2019/12/06
  • メディア: CD
 

 

Rocket Fuel(feat. De La Soul

 

 

この番組では200回以上のセッションをしてるそうで、その中から佐藤タイジさんが選んだベストセレクションが放送されました。

 

佐藤タイジ & さかいゆう「I WOULD DIE 4 U」2018年6月9日

佐藤タイジ & シシド・カフカ「SEVEN NATION ARMY」2018年8月11日

小室 等 & 佐藤タイジ「出発の歌」2015年11月7日

佐藤タイジ & 田中義人「LET'S STAY TOGETHER」2018年9月1日

屋敷豪太 & 佐藤タイジ & 竹内朋康BEHIND THE MASK」2019年1月12日

 

どの演奏も素晴らしかったです。タイジさんは毎回全部の機材を持ってくるそうです。エフェクター、コード、ギター、歌詞カード合わせて30kgくらい。大変ですね・・

InterFMのYouTubeチャンネルに過去のセッションがいくつか掲載されているようです。

 

 

タイジさんは「中津川 THE SOLAR BUDOKAN」を毎年されていますが、今年も9月26日・27日に予定しており、何らかの形でやりたいと思っているそうです。元には戻らないので、どういう形が一番いいのか、次の世代にとって一番いいものを残したいと思っているそうです。未来の子供達のために何ができるのか考えたいと。例えばライブハウスのフロアの作り方など。

タイジさんとジョーさんの会話から、僕も一人の大人として、自分で出来ること逃げずにやっていこうと思った次第です。

 

 

 佐藤タイジ「ファンキー最高責任者」

 タイジさんのソロアルバム『My Hero』に収録されています。

ファンキー最高責任者

ファンキー最高責任者

  • provided courtesy of iTunes
My Hero

My Hero

  • アーティスト:佐藤タイジ
  • 発売日: 2019/11/06
  • メディア: CD
 

 

世界の快適音楽セレクション 2020年5月9日(ベアトリス・ヌネス、リトル・シムズ)

 

今回から再放送となりました。どうやって収録しているんだろうと不思議だったのですが結構撮り溜めてあったんですね。今回は昨年2019年5月4日(土)「本家とフォロワーの音楽」の再放送でした。

 

トピックス(渡辺亨)

1年前の新譜紹介ですが、2枚とも気に入って良く聞いていました。再放送を聞くのも振替えりになっていいですね。

Beatriz Nunes『Canto Primeiro』

ベアトリス・ヌネスは、ポルトガルの女性シンガー。

Canto Primeiro

Canto Primeiro

  • Beatriz Nunes
  • ジャズ
  • ¥1528

 

Andorinhas

ベアトリス・ヌネスのオリジナル曲。

 

 

Little Simz『GREY Area』

リトル・シムズは20代のイギリスの女性ラッパー。

 

Selfish(feat. Cleo Sol)



ウィークエンドサンシャイン 2020年5月9日(ローリー・ブロック、シンディ・カシュドラー、ルシンダ・ウィリアムス、ロバート・クレイ、ジェイムス・ハンター、ポーキー・ラファージ)

 

新譜紹介

 

再放送が多い中、バラカンさんは収録されてるようです。新譜を紹介してくれました。

 

Rory Block『Prove It On Me』

ローリー・ブロックは、アメリカの古いブルーズに若い時からずっと興味を持っていた方だそうです。15年位前から戦前ブルーズの大物たちのトリビュート・アルバムを順番に出しているそうです。ロバート・ジョンソンサン・ハウスミシシッピ・フレッド・マクダウエル、レヴァランド・ゲイリー・デイビスミシシッピジョン・ハート、 スキップ・ジェイムス、ブッカ・ホワイト、ベッシー・スミス。

今回の新作はそれほど有名ではない女性のブルーズ・シンガーの曲を取り上げています。メンフィス・ミニー、マ・レイニー、ロゼッタ・ハワード、ヘレン・ヒュームズ、エルヴィ・トーマスなど。全曲お一人の多重録音だそうです。70歳。

Prove It On Me

Prove It On Me

  • アーティスト:Rory Block
  • 発売日: 2020/03/27
  • メディア: CD
 

 

Wayward Girl Blues

ロッティ・キンブローという方の曲だそうです。

 

 

 

Cindy Cashdollar『Waltz for Abilene』

シンディ・カシュドラーはローリー・ブロックと「Sisters of Slide」というユニットでスライド・ギターのコンサートをされている方。

Waltz For Abilene

Waltz For Abilene

 

 

That's No Way For Me To Get Along

シンディ・カシュドラーはギターで歌は歌わないそうです。この曲はローリー・ブロックが歌っていて、シンディはドブロ・ギターを弾いています。ローリング・ストーンズで有名な曲。オリジナルは1920年代にロバート・ウィルキンズという方が作った曲だそうです。

 

 

 

Lucinda Williams『Good Souls Better Angels』 

4月26日の「Barakan Beat」でも紹介されたルシンダ・ウィリアムスの新譜。私の最近のヘビロ・アルバムです。

Good Souls Better Angels

Good Souls Better Angels

 

 

Man Without a Soul

「魂のない男」誰のことか?

(訳詞)

あなたは物欲と憎しみの男

嫉妬と疑いの男

魂のない男

どんなにお金があっても、その穴を埋められない

あなたは売り買いされる魂のない男

何もいいものをもたらさない

嘘の壁の後ろに隠れているけれど

その壁もじき崩れるでしょう

 

 

 

Robert Cray『That’s What I Heard』

ロバート・クレイのニューアルバム。このアルバムも好きで私の最近のヘビロです。

ロバート・クレイのデビューは1980年。40年のベテランでパワフル。

That's What I Heard

That's What I Heard

  • アーティスト:Robert Cray
  • 発売日: 2020/02/28
  • メディア: CD
 

 

This Man

ルシンダ・ウィリアムスの「Man Without a Soul」に内容の似ている曲。同じ男のことを歌っているのでしょう。

(訳詞)

我々の家の中にいるこの男は誰だ?

彼は大問題で追っ払わなければいけない

仕事から帰ってくると、またまたいる

いつも大きい声でくだらないことを言って

 

You’re The One

この曲は「ディアドリック・マローン」というクレジットになっているそうです。これはペンネームで「ドン・ロービー」というレコード会社の社長のことで、特権を悪用して本当は違う人が作った曲を自分のペンネームで登録して印税を自分のものにしていたそうです。この人だけでなく昔はこういうことが結構あったそうです。



 

 

James Hunter Six『Nick Of Time』

ジェイムス・ハンターのニューアルバム。60年代初頭のR&Bの影響を大きく受け、そのまま演っている人。素晴らしいです。バラカンさん、昨年ロンドンでヴァン・モリソンのコンサートを観に行ったら、前座でジェイムス・ハンターが一人でエレキギターの弾き語りをしていたそうです。デビューは1990年代でデビュー・アルバムにヴァン・モリソンがゲストで入っていたそうです。

Nick of Time

Nick of Time

 

 

I Can Change Your Mind

 

Paradise For One

「一人でいることを楽しく感じる」という今にピッタリの曲。

 

 

 

Pokey LaFarge『Rock Bottom Rhapsody』

30代のポーキー・ラファージというミュージシャンのニューアルバム。「Pokey」はアメリカのスラングで「のろい」という意味だそうです。お母さんからいつも言われていてニックネームになったそうです。

Rock Bottom Rhapsody

Rock Bottom Rhapsody

  • アーティスト:Pokey Lafarge
  • 発売日: 2020/04/10
  • メディア: LP Record
 

 

Bluebird

 

Storm A Comin’