1959年生まれのジャズ
司会の大友良英さんは1959年の今年60歳。その大友さんが生まれた1959年のジャズが紹介されました。ジャズをあまり分かっていない私にとっては嬉しい選曲、解説でした。
モードジャズ。コードが進行しない。最初の16小節ずっと同じコード、次の8小節半音上がって、最後の8小節はまた元に戻る。全く同じ音階の中でアドリブをする。
フリージャズの最初のアルバムと言われているそうです。
最初期の録音。これで有名になったそうです。当時36歳で遅咲きだったそうです。
ウェスは飛行機嫌いでレコーディングの移動で自分のギターを持参せずに、ケニー・バレルにギターとアンプを借りたそうです。
ベース界の大巨人。ミンガスの活動が一番活発だった年だそうです。この年に亡くなったレスター・ヤングに捧げた曲だそうです。ジェフ・ベックもこの曲カバーしています。
Bill Evans Trio「What is this thing called love?」
ベースがスコット・ラファロ、ドラムがポール・モティアンのトリオ。このトリオでの最初のレコーディング。ベースとドラムが伴奏するのでなく、全員がイコールの状態だそうです。
ホット・ピックス
1985年10月ロサンゼルスのスタジオで録音されたアルバム。ファンクやソウルのグルーブを取り入れ当時求心的なサウンドスタイルを打ち出そうとしたと言われてきましたが、最終的に完成することがなく、お蔵入りになっていたそうです。
Rubberband
Give it up
大友さんも大好きなギタリストということです。アメリカン・ミュージックをすごく強いルーツとして持っているギタリスト。マサチューセッツ現代美術館で毎年開催されているブルーグラスとルーツ・ミュージックをテーマにした「フレッシュ・グラス・ミュージック・フェスティバル」を運営しているフレッシュ・グラス・ファウンデーションからの委託で作られていてブルーノートからリリースされました。歌っているのはチャーリー・ヘイデンの娘さんの ペトラ・ヘイデン。
There in a dream
チャーリー・ヘイデンが1996年にリリースしたアルバム「Now Is the Hour」に収録されている曲。
Everywhere
ビル・フリゼールの新曲。