ワールドロックナウ 2022年8月13日（ラスティ、ビヨンセ、エルヴィス・プレスリー & ジャック・ホワイト、マネスキン、ミーガン・ジー・スタリオン、ビリー・アイリッシュ）

新譜紹介

Rusty『The Resurrection Of Rust』

ラスティはエルヴィス・コステロが16歳の時に結成したバンド。1972年アラン・メイズと一緒に作って、ライブを演ったり活動をしていたそうですが、音源化はされずライブ活動のみで終わってしまったそうです。50年経ってもう一度演ってみようとこのアルバムが音源化されたそうです。

The Resurrection Of Rust

Surrender To The Rhythm

ニック・ロウのカバー。

Maureen & Sam

ラスティのオリジナル曲。

（訳詞）

モウリンとサムはその歌で人を驚かせる

スターにしか出来ないやり方で

コミカルに踊り、遠くから視線を送り、楽しませてくれる

チャンスが与えられるなら

モウリンとサムは微笑み続ける

観客が通路で口ごもり、躓いても

初めてのハローとせっかちなグッバイ

背景膜が崩れ落ちり

舞い上がるのは粉塵だけが残された

モウリンとサムは一度も成功しなかった

楽屋の壁には今も彼らの写真が掛かっているけれども

栄光はやって来ては、去っていく

だからどうか泣かないで

話しても無駄さ

君はかつてのように若くない

死んでいくモウリンに客が叫ぶ

もっとやれ！

ドラマは目立たぬように座り

その日が来るのを待っている

Beyoncé『RENAISSANCE』

ビヨンセの6年ぶりのアルバム。「ザ・ソウルミュージックII」「松尾潔のメロウな夜」でも何度か紹介されています。

ルネッサンス (特典なし)

COZY

ALIEN SUPERSTAR

CUFF IT

ナイル・ロジャースがギター、シーラ・Eがパーカッション。

ELVIS (Original Motion Picture Soundtrack)

映画『エルヴィス』のサウンドトラック。エルヴィス・プレスリーが黒人音楽に影響を強く受けながら、白人として黒人音楽的なフォーマットを普遍化していく役割を担ったアーティストであるという位置付けが明確なサウンドトラック。

ELVIS (Original Motion Picture Soundtrack)

Elvis Presley & Jack White「Power of My Love」

エルヴィス・プレスリーのボーカルをサンプリングして、ジャック・ホワイトがギターを入れた曲。プレスリーのロックンロール・ボーカルが尖っています。

Måneskin「If I Can Dream」

プレスリーはマーティン・ルーサー・キングに対しても尊敬の念を持っていて、暗殺された時大変ショックを受け、キング牧師の「I have a dream」という言葉から触発されて作った曲。マネスキンがカバーしています。

リクエストコーナー

Megan Thee Stallion「Pressurelicious (feat. Future) 」

ビリー・アイリッシュがグラミー賞受賞の際に「今年はミーガンの年になる」と言った、ミーガン・ジー・スタリオンの新曲。

Pressurelicious (feat. Future) [Explicit]

海外情報（NY情報）

Billie Eilish『Guitar Songs』

ビリー・アイリッシュが『Guitar Songs』というアコギの2曲を発表しました。ライブで演奏して、そこからシングルを出すというシンプルなことをやりたかったそうです。

Guitar Songs

TV

お兄さんのフィニアスのアイディアで、この曲をライブで初めて演奏した時の観客の歓声が最後に入っています。