カラフルなワールドミュージック
春らしい明るく軽快な音楽を世界中から集めた特集。
Antonis Antoniou「Angali」
東地中海に浮かぶ島国キプロスの音楽家アントニス・アントニオの新作。彼はMonsieur DoumaniとTrio Tekkeという2つのバンドを率いていますが、昨年のコロナのロックダウンでバンドのツアーは全てキャンセルとなり、ニコシアの自宅に閉じ籠もって2ヶ月かけて初めてのソロアルバムを『Kkismettin(運命)』を作り上げました。この曲のタイトル「Angali」は抱擁という意味だそうです。
Ron Minis「The Aggregate of Our Joy And Suffering」
鮮やかなブルーに染めたヤギ髭でエレキギターとピアノを弾きまくるイスラエルのロン・ミニス。彼は、ティグラン・ハマシアンやバトルズなどに影響を受けたジャズやポストロックをトリオ編成で演奏しています。曲の題名の意味は「喜びと苦しみを集めて」だそうです。