ラジオと音楽

ラジオから知った音楽のこと書いていきます

ウィークエンドサンシャイン 2019年11月9日

 

Waterboys「November Tale」

11月にちなんだリクエスト。初めて聴きましたが、すごくいい曲です。

 

 

 

追悼:Gerry McGee

 


10月12日に来日中に亡くなったジェリー・マギー(Gerry McGee)の追悼特集でした。

関西でコンサートを演った後、東京公演の直前に突然亡くなられたそうです。

ベンチャーズのメンバーとして有名ですが、色んなレコードに参加されています。

 

The Monkees「Last Train To Clarksville」

この曲のギターを弾かれているのがジェリー・マギーだそうです。

 

 

 

The Ventures「Kyoto Doll」

邦題「京都の恋」。1970年の大阪万博を記念して作られた曲だそうです。

ジェリー・マギーはエレクトリック・シタールを弾いています。この曲に似ているストーンズの「Paint It Black」でもエレクトリック・シタールを弾かれているそうです。

 

 

 

The Ventures「Classical Gas」

ベンチャーズには珍しいフィンガー・ピッキングの曲。渋いですね。

 

 

 

 

1969年にDelaney & Bonnieの1枚目のアルバム「The Original Delaney & Bonnie & Friends」に参加して殆どのギターを弾いているそうです。ピアノはレオン・ラッセル、サックスはボビー・キーズなど豪華メンバー。

Original Delaney & Bonnie: Accept No Substitute

Original Delaney & Bonnie: Accept No Substitute

 

 

Delaney & Bonnie「Dirty Old Man」

 

 

Delaney & Bonnie「When The Battle Is Over」

ルイジアナの曲。ジェリー・マギーもルイジアナの出身で、お父さんはフィドル奏者だったそうです。

 

 

Marc Benno「Back Down Home」

1971年アルバム「Minnows」に収録されている曲。クラレンス・ホワイト(元ザ・バーズ)、ジェシデイビスボビー・ウーマック、ジェリー・マギーという錚々たるギタリストが参加しているアルバムです。

 

 

 

Donnie Fritts「Three Hundred Pounds Of Hongry」

1974年のアルバム「Prone To Lean」に収録されている曲。このアルバムいいです。

 

 

Prone to Lean by DONNIE FRITTS (2013-04-10)

Prone to Lean by DONNIE FRITTS (2013-04-10)

 

 

 

The Everly Brothers「Mandolin Wind」

1972年のアルバム「Stories We Could Tell」に収録されている曲。スライド・ギターはライ・クーダーもこのアルバムではクレジットされているそうです。この曲はジェリー・マギーだろうというバラカンさんの見立てです。ロッド・スチュアートの曲です。

 


 

 

 

Sonny Terry & Brownie McGhee「Bring It On Home To Me」

ギターとハーモニカのデュオ。サム・クックの曲。いい曲ですよね。

 

 

 

 

T Bone Burnett「Driving Wheel」

1980年のデビュー・アルバム「Truth Decay」に収録されている曲。

 

 

 

今回は追悼を機にと言ったら不謹慎ですが、とてもいい曲が沢山聴けました。

偉大なミュージシャンが亡くなるのは残念ですが、曲は無くならないので発掘して聴いていきたいですね。初めて聴く曲は、その人にとっては新曲です。新たな音楽との出会いを大切にしたいと思います。

 

 

松尾潔のメロウな夜 2019月11月4日

 

Kanye West「JESUS IS KING」

カニエ・ウェストの新譜が紹介されました。

今年に入ってから「サンデー・サービス」というゴスペルイベントをアメリカ各地の教会などで定期的に開催しているそうです。

4月のコーチェラ・フェスティバルで「サンデー・サービス」の出張サービスの映像が話題となり、ドキュメンター映画がアメリカで公開されているそうです。

映像は見つけられなかったですが、アメリカのニュース映像で何となく雰囲気は分かります。

 

 

 

そして同じタイミングでこのアルバムも発売されました。

 

JESUS IS KING

JESUS IS KING

 

Hands On(feat. Fred Hammond)

 

大統領になることを本気で狙っているという話もあるそうです。

 

ジャズ・トゥナイト 2019年11月2日

 

1959年生まれのジャズ

 

司会の大友良英さんは1959年の今年60歳。その大友さんが生まれた1959年のジャズが紹介されました。ジャズをあまり分かっていない私にとっては嬉しい選曲、解説でした。

 

 

Miles Davis「So What」

モードジャズ。コードが進行しない。最初の16小節ずっと同じコード、次の8小節半音上がって、最後の8小節はまた元に戻る。全く同じ音階の中でアドリブをする。

 

 

 

Ornette Coleman「Lonely Woman」

フリージャズの最初のアルバムと言われているそうです。

 

 

 

The Wes Montgomery Trio「'Round Midnight」

最初期の録音。これで有名になったそうです。当時36歳で遅咲きだったそうです。

ウェスは飛行機嫌いでレコーディングの移動で自分のギターを持参せずに、ケニー・バレルにギターとアンプを借りたそうです。

 

 

 

Charles Mingus「Goodbye Pork Pie Hat」

ベース界の大巨人。ミンガスの活動が一番活発だった年だそうです。この年に亡くなったレスター・ヤングに捧げた曲だそうです。ジェフ・ベックもこの曲カバーしています。

 

 

Bill Evans Trio「What is this thing called love?」

ベースがスコット・ラファロ、ドラムがポール・モティアンのトリオ。このトリオでの最初のレコーディング。ベースとドラムが伴奏するのでなく、全員がイコールの状態だそうです。

 

 

 

 

 

ホット・ピックス

 

Miles Davis 「Rubberband」

1985年10月ロサンゼルスのスタジオで録音されたアルバム。ファンクやソウルのグルーブを取り入れ当時求心的なサウンドスタイルを打ち出そうとしたと言われてきましたが、最終的に完成することがなく、お蔵入りになっていたそうです。

 

 

Rubberband

 

Give it up

 

 

 

Bill Frisell「Harmony」

大友さんも大好きなギタリストということです。アメリカン・ミュージックをすごく強いルーツとして持っているギタリスト。マサチューセッツ現代美術館で毎年開催されているブルーグラスとルーツ・ミュージックをテーマにした「フレッシュ・グラス・ミュージック・フェスティバル」を運営しているフレッシュ・グラス・ファウンデーションからの委託で作られていてブルーノートからリリースされました。歌っているのはチャーリー・ヘイデンの娘さんの ペトラ・ヘイデン。

 

Harmony

Harmony

 

There in a dream

チャーリー・ヘイデンが1996年にリリースしたアルバム「Now Is the Hour」に収録されている曲。

 

 

 

Everywhere

ビル・フリゼールの新曲。