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カール・ウォリンガー追悼特集
今回は3月10日に66歳で亡くなったカール・ウォリンガーというイギリスのミュージシャンの追悼特集でした。ワールド・パーティーというグループで活動されていて、ウォーターボーイズにも在籍したことがあるそうです。ワールド・パーティーは基本的には彼のソロプロジェクトだそうです。
World Party「Put The Message In The Box」
1990年発表のワールド・パーティーのセカンドアルバム『Goodbye Jumbo』より。環境について歌った曲だそうで「メッセージを箱に入れて、箱を車に乗せて、その車を世界中に走らせて、誰かが聴いてくれるまで」と環境が危ないということを歌っているそうです。
World Party「What Is Love All About?」
1993年発表のサードアルバム『Bang!』より。イギリスではこのアルバムが一番チャートが上がったそうです。このアルバムは3人組だそうです。この曲の歌詞は「僕が息をするのは君の口が開いた時だけ、僕が夢を見るのは君が寝てる時だけ、この部屋にいる時は何も見えない、君の頭に浮かんでいること以外は」「僕が話をするのは君が息をしている時だけ、ため息がでるのは君がいない時だけ」という内容だそうです。
World Party「Hercules」
1997年のアルバム『Egyptology』より。
World Party「She's the One」
2年後にロビー・ウィリアムズがカバーしてイギリスで1位となったそうです。90年代後半になるとワールド・パーティーは一時期の売り上げが続かなくなり、カール・ウォリンガーにとってこの曲がロビー・ウィリアムズによって大ヒットしたお陰で印税が入り生活が楽になったということです。
World Party「Ship Of Fools (Live In Boulder, Colorado)」
カール・ウォリンガーは2001年に脳動脈瘤となり回復するまで5年を要したそうです。2006年に音楽活動を再開し、更に6年後の2012年にロンドンのロイヤル・アルバート・ホールで大きなコンサートを行いました。この頃に発売された5枚組のコンピレーション・アルバム『Arkeology』よりデビュー・アルバム『Private Revolution』収録曲のライブバージョン。