ラジオと音楽

ラジオから知った音楽のこと書いていきます

ジャズ・トゥナイト 2021年10月30日(ホレス・シルヴァー、アーマッド・ジャマル、ジョー・パス)

 

秋のリクエスト特集

 

今回はリクエスト特集でした。

 

Horace Silver Quintet「Song For My Father」

ホレス・シルヴァーの代表作。ジャケットの秋の装いの公園で佇んでいるのはホレス・シルヴァーのお父さんだそうです。1964年10月ルディ・ヴァン・ゲルダーによる録音。

 

 

Ahmad Jamal「Poinciana」

ピアニストのアーマッド・ジャマルが1958年1月16日と17日の二日間シカゴのパーシング・ラウンジで行ったライブより、アーマッド・ジャマルの代表作。

At the Pershing-But Not for Me

 

 

Joe Pass「Night and Day」

84歳のリスナーの方からのリクエスト。第二次世界大戦の最中の小学校の時に空襲警報が鳴ると庭の防空壕に入ってB29が通り過ぎるのを待っていたというお話から、12歳年上のお兄さんが中学生の時から陸軍士官学校に入り終戦になっても帰ってこなかったというお話。お兄さんはギターが得意でいつも可愛がってくれたそうで、お兄さんがいつまでも帰ってこないので声を上げて泣いてしまったそうです。お兄さんが生きていたら弾いていたであろう曲のリクエスト。最後の「戦争は残酷で無意味なものですね」という言葉がとても突き刺さりました。

1973年ジョー・パスのアルバム『Virtuoso』より。

Virtuoso

Virtuoso

  • アーティスト:Pass, Joe
  • Original Jazz Classi
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