年末スペシャル~2019年洋楽シーンを三大音楽評論家が大総括
毎年恒例の大貫憲章さんと伊藤政則さんを招いての年間ベストを5枚ずつ紹介する特集番組。最近は「お互いの生存確認ができて嬉しい」という言葉から始まりますが、渋谷さんと大貫さんは68歳、伊藤さん66歳ですのでまだまだ若い!いつまでも続けて欲しいです。このお三方のお話は本当に面白いです。
渋谷さんの選曲は毎週紹介しているので、ここでは伊藤さんと大貫さんの年間ベストから紹介します。
The Magpie Salute「High Water II」
伊藤さんセレクト。 ザ・マグパイ・サルートは2019年1月初来日して、2枚目のアルバムを発表しました。ブラック・クロウズのメンバーで結成されているバンドで、ブラック・クロウズが活動再開したのでこれからどうなるかは分からないようです。
Gimme Something
スペンサー・デイヴィス・グループっぽいノリの曲。
Nick Cave and the Bad Seeds「Ghosteen」
大貫さんセレクト。発売されたばかりのニック・ケイヴ&ザ・バッド・シーズの新作。17作目のオーストラリアのベテラン。
息子さんが前のアルバムを作っている時に亡くなり、そのショックを引きずっているそうです。「Ghosteen」というのは引越しという意味の造語だそうです。全体的には重暗いですが光明のある2枚組。ジャケットも光が差して楽園と思われる不思議なジャケット。2枚目はポエトリー・リーディングの作品だそうです。
Bright Horses