ラジオと音楽

ラジオから知った音楽のこと書いていきます

Love On Music 2021年9月4日(OAU、ブラフマン、忌野清志郎 & 2・3'S)

 

ゲスト:TOSHI-LOW (BRAHMAN / OAU)

 

今回のゲストはブラフマンTOSHI-LOWさんでした。タイジさん主催の「THE SOLAR BUDOKAN 2021」へは、もう一つのアコースティックバンド:OAUで出られるそうです。

 

OAU「Making Time」

OAUのニューアルバム『Re:New Acoustic Life』より。

 

 

BRAHMAN 「今夜」

 

TOSHI-LOWさんのこの言葉良かったなぁ〜

みんな勝手だよね。リスペクトしてるとかファンとか言っておいて、結局自分の型にハマっているその人じゃないと許さないわけよ。そんなの、全然その人見てないし。あまりにも一個のところを切り出しすぎて、自分のいいものに当てすぎてて。

今回フジロックでエセ・タイマーズ出た時に「清志郎の冒とくすんな」とか「清志郎に政治的なこと被せんな」とか。お前らの耳の中って耳垢が詰まりすぎてそれが脳味噌を硬化させてんの?っていうぐらい「清志郎の何を聞いてきたんだろう?」と思うわけ。自分の好きなことしか聞いてないわけ。

 

忌野清志郎 & 2・3'S「善良な市民」

ということで、TOSHI-LOWさんとタイジさんで清志郎さんのこの曲を演奏してくれました。今日は替え歌じゃなくてそのまま歌うよと。清志郎のファンと言ってる奴らよく考えろよと。

善良な市民

善良な市民

  • provided courtesy of iTunes

 

私は清志郎さんの追悼コンサート何度も行ってますけど、TOSHI-LOWさん、タイジさんの清志郎さんへのリスペクト、そして意志を継ごうとしている気持ちはすごいものがありますよ。私も長年のファンですけど、全然叶わない。だって、彼らは行動しているんです。

 

 

OAU「帰り道」



 

 

TOSHI-LOWさんは、9月18日(土)-20日(月)「New Acoustic Camp 2021」を主催されます。

 

 

ワールドロックナウ 2021年9月4日(キラーズ、ローリング・ストーンズ)

 

海外情報(NY情報)

 

ニューヨークのセントラルパークでコロナ後の街の復活を祝って「The Homecoming Concert」という6万人を集めたフリーコンサートが行われたそうです。ブルース・スプリングスティーン、キラーズ、パティ・スミスポール・サイモンなどが出演する予定だったそうですが、途中で雷と大雨で中断となったそうです。

 

出演が予定されていたキラーズのニューアルバムが紹介されました。

 

The Killers『Pressure Machine』

今回のアルバムはスプリングスティーンからの影響が大きく出ているアルバムです。自分が育ったユタ州をテーマとして設定しているそうです。

Pressure Machine

Pressure Machine

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Quiet Town

アメリカでオピオイドという強い鎮痛剤中毒で若者たちが命を落としているということが社会問題となっています。このことがテーマになっている曲。

(訳詞)

若者が二人列車に跳ねられた

板金と家電製品を運ぶ貨物列車

土砂降りの雨に打たれながら

二人は卒業後、結婚しようと決めていた

女の子の赤ちゃんを産み

問題が起きても、それを抑え込んだ

こんなはずでは無かったのに

この静かな街では家族の絆は固い

善良な人々は今でも夜、玄関の鍵を厳重にかけたりしない

この静かな街では

初めてオピオイドの話題を耳にした時には

いつもひそひそと言葉が交わされていた

今は哀悼の意を表す旗が子供時代を過ごした家の玄関に掲げられている

子供たちを持つ親たちは、愛する娘の父の弔辞に涙した

人生の節目の記念の品々がスーツやドレスを身に纏った娘や息子たちの亡骸とともに横たわる

誰か秘密を守っている者がいる

この静かな街では人々は生き方を知っている

イエス・キリストに頼る善良な人々

彼らは許すのが早いんだ

この静かな街では



 

Sleepwalker

(訳詞)

ねえ、夢遊病者の君

恋しいとは思わないかい?

西の丘を彩る野の花を

あるいは秋の訪れを最初に告げる囁きが

9月半ばに届いて、次第に紅葉感が高まっていくのを

誰もが何かを恐れている

地上最強の男ですら

ねえ、夢遊病の君

僕らは西の丘に散歩に出かけ

君に野の花を摘んできたんだ

目を開けておくれ

じきに葉は萎れて散っていき

山は寒々しく枯れてしまう

けれども、日が長くなる頃になったら、再び芽吹くよ

祈りが届いたかのように

そして、僕には分かっていることがある

誰もが失うことを恐れている

既に勝っている人々ですら

ねえ、夢遊病の君

山が再び甦る時

活力は外からでなく、内側から生まれて出るんだよ



 

The Getting By

(訳詞)

起きたら、聞こえないと彼女が毒づく

借りてきた猫のように僕が大人しいと言う

髪をとかして、顔を軽く洗って、静けさに包まれた家から後ずさるように出る

近頃は僕の忍耐も尽きてきた

良いことは何も起きそうもない

どれほど一生懸命に働こうとも

玄関のドアには緑のリボン

沈んだ水のように退屈な日々

この街全体が神の神秘な身技による不完全な作品に縛られている

何とか生きていくとは、そういうことなんだろう

それが心の奥で人を支配して

一本進んでいく度に人を飲み込んでしまうんだ

ああ、事あるごとに

だけど多分、そういうものが必要なんだろう

朝目覚めて、起き上がる気力をおこすには

そして、新たな一日を過ごすためには

そうだよ

お陰で人はいるべき場所に立ち続けていられる

だから、新たな一日を過ごそうよ

そうだよ

そして、事態が悪くなるまでは踏ん張ろう



 

 

リクエストコーナー

 

チャーリー・ワッツの追悼リクエスト。本当に残念です。

 

The Rolling Stones「Start Me Up」

私はこの曲からストーンズをリアルタイムで聴き始めました。

 

 

The Rolling Stones「Honky Tonk Women」

リクエストが一番多かったそうです。ライブアルバム『Love You Live』より。

Love You Live (Reis)

Love You Live (Reis)

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渋谷さんのお言葉です。

ストーンズのグルーブのエンジンとなるチャーリー・ワッツが亡くなって、でもストーンズってアメリカのツアーを予定通りやるんですよね。

ここもストーンズだなぁという気が非常にします。

止まることを知らないロックンロール。ロック。それを体現する、まさにストーンズらしい決断。

チャーリーもそれを望んでいると言ってましたけど。その通りだと思います。

 

 

 

ザ・ソウルミュージックII 2021年9月4日(クイーン・ナイジャ&ラッキー・デイ、サマー・ウォーカー&アッシャー、ジェネイ・アイコ&ハー、アレサ・フランクリン&ジョージ・ベンソン)

 

デュエット特集

 

今回の久保田さんの特集は「デュエット」でした。定番の方々の曲で良かったです。

 

Queen Naija、Lucky Daye「Dream」

クイーン・ナイジャとラッキー・デイのデュエット。クイーン・ナイジャは『missunderstood』、ラッキー・デイは『Painted』に収録されていて、両名の名義で出ている曲です。

 

 

Summer Walker、Usher「Come Thru」

サマー・ウォーカーとアッシャーのデュエット。2019年のアルバム『Over It』収録曲。

Over It

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Jhene Aiko、H.E.R.「B.S.」

ジェネイ・アイコがハーをフィーチャーした曲。2020年のアルバム『Chiombo』より。

Chilombo

Chilombo

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Aretha FranklinGeorge Benson「Love All The Hurt Away」

アレサ・フランクリンの1981年のアルバム『Love All The Hurt Away』より、ジョージ・ベンソンとのデュエット曲。