今回は久保田さんの「哀愁のネオ・ソウル」特集でした。秋風の中レイドバックな気分でネオ・ソウルに浸りたいという特集。まったりとできました。
ネオ・ソウルの仕掛け人：ケダー・マッセンバーグに見出されたディアンジェロ。90年代後半に始まったニュークラシック・ソウルの火付け役。ロバータ・フラックの名曲です。2000年のアルバム『Voodoo』より。
マヘリアの2017年のシングル。90年代後半に始まったタメ歌のムーブメント。ニュークラシック・ソウルからネオ・ソウル、オルタナティブ・ソウルへと呼び名を変えながら2000年代初期以降はブームは去ります。なのに昨今の新人のマヘリアがシングルとしてこのグルーヴを出すのは珍しいそうです。UKならではのワン・アンド・オンリーということです。
今回のテーマは「素の音楽」。シンプルな楽曲が多かったように思います。
私はナイロン弦ギターが好きで、2曲掲載させて頂きました。
松村さんの選曲。ケオラ・ビーマーはスラックキーギターの名人。
曲名にある「Barefoot」は「素足」という意味で選曲されたそうです。
三上さんの選曲。アルゼンチンのギタリスト：ギジェルモ・リソットの演奏。この曲はオリジナル曲だそうです。題名は「お腹の中の自然」という意味だそうです。
2012年のアルバム『Solo Guitarara』収録曲。この曲はCDのボーナストラックのようで、Apple MusicやSpotifyでは見つかりませんでした。
ディクシー・チックス改めザ・チックスの新譜。14年ぶり。ディクシーとは昔の南部のことを指すそうで、ブラック・ライヴズ・マターの今、ディクシーという言葉はあまり良くないようで改名をしたそうです。元々このグループ名はリトル・フィートのアルバム『ディキシー・チキン』からとったようですが。
このアルバムは5月に発売予定だったようですが、グループ名やコロナやで発売が遅れたそうです。
Gaslighter
「ガスライター」は1944年の映画「ガス灯」のことだそうです。この映画のように、嘘を積み重ねて心理的に相手を虐待する行為のことを「ガスライティング」と言って、メンバーのナタリーが前の夫に精神的に追い詰められたことを歌った曲だそうです。
このアルバムは6月28日の「Barakan Beat」でも取り上げられました。
10月4日はジャニス・ジョプリンが亡くなって50年になるので特集をして欲しいというリクエストに応えてアルバム『Perl』から3曲かかりました。ジャニスが亡くなったのは1970年の10月4日。この『Perl』は翌年の1月に遺作として発売となりました。1曲インストの曲がありますが、歌を入れる前にジャニスが亡くなってしまったからです。
Me And Bobby McGee
番組では「Legacy Edition」から1970年6月28日トロントのCNEスタジアムでのライブ音源が流れました。
Little Girl Blue
この曲はアルバム『Got Dem Ol Kozmic Blues Again Mama』に収められている曲で、番組では『Perl』の「Legacy Edition」からライブ音源がかかりました。
ローリング・ストーンズの『Goats Head Soup』のボックスセットが特集されました。『Goats Head Soup』は1973年のアルバム。
山羊の頭のスープ スーパー・デラックス・ボックス<3CD+1ブルーレイ>(完全生産限定盤)(3SHM-CD+Blu-ray付)
100 Years Ago （piano demo）
ピアノを弾いているのはニッキー・ホプキンズ。
100 Years Ago
オリジナルの新ミックスバージョン。番組ではグリン・ジョンズ（Glyn Johns）のミックスと聴き比べをされていました。本番のミックスはグリン・ジョンズの弟のアンディー・ジョーンズがしているそうです。
このボックスセットには1973年10月17日にブリュッセルで行われたライブ音源が収められています。
Angie
You Can’t Always Get What You Want
