ラジオと音楽

ラジオから知った音楽のこと書いていきます

挾間美帆のジャズ・ヴォヤージュ 2025年4月20日(デイヴ・ブルーベック、ティグラン・ハマシアン、リターン・トゥ・フォーエバー、ジョエル・ロス、アビシャイ・コーエン、挾間美帆)

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【目次】

 

#63 変拍子が聴きたいJAZZ

変拍子は三拍子や四拍子などの一般的なリズムとは異なる「五拍子や七拍子などのリズム」や、曲中でリズムが頻繁に変わることを指すそうです。自身も変拍子を好むという挾間さんが、変拍子のジャズの名演奏を厳選。

 

The Dave Brubeck Quartet「Blue Rondo à la Turk(トルコ風ブルー・ロンド)」

変拍子といえば最も有名な曲の一つと言っていい5拍子の曲「Take Five」で知られるジャズの巨匠デイヴ・ブルーベックの楽曲。「Take Five」も収録されている1959年録音のアルバム『Time Out』より。


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2曲目のNathalie Loriers Trio「Recurring Dreams」は音源が見つかりませんでした。

 

Tigran Hamasyan「Entertain Me」

アルメニア出身のジャズピアニスト:ティグラン・ハマシアンの2015年に発表されたアルバム『Mockroot』に収録されている曲。共演しているのは、エレクトリック・ベースのサム・ミナイエ、ドラムのアーサー・ナーテク。


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Return To Forever「Medieval Overture(中世序曲)」

ジャズピアニスト:チック・コリアの作品。1976年にフュージョン・バンド:リターン・トゥ・フォーエバーが発表したアルバム『Romantic Warrior(浪漫の騎士)』に収録されているチック・コリア作曲の曲。演奏メンバーは、チック・コリアアル・ディ・メオラのギター、スタンリー・クラークのベース、レニー・ホワイトのドラムス。


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Joel Ross「With Whom Do You Learn Trust?」

若手ヴィブラフォン奏者:ジョエル・ロスのデビューアルバムで2019年発表の『Kingmaker』より。演奏は、イマニュエル・ウィルキンスのアルトサックス、ジェレミー・コーレンのピアノ、ベンジャミン・ティベリオのベース、ジェレミー・ダットンのドラムス、ジョエル・ロスのヴィブラフォン


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Kingmaker

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Avishai Cohen「Chutzpan」

現代ジャズ界を牽引するベーシスト、シンガー、コンポーザーのアビシャイ・コーエンの作品。2007年録音のアルバム『Gently Disturbed(覚醒)』収録曲。演奏は、アビシャイ・コーエンのベース、シャイ・マエストロのピアノ、マーク・ジュリアナのドラムス。


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Gently Disturbed

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挾間美帆 m_unit「The Cyclic Number」

最後は挾間さんの楽曲。アルバム『Dancer In Nowhere』収録曲。「The Cyclic Number」は「巡回数」という意味。当時94歳だった祖父が「巡回数って知ってるか?」と持ってきてくれた印刷されたページを見て「面白い!」と思って「作曲してお爺ちゃんに聞かせてあげよう!」と思ったのがきっかけだそうです。「最小巡回数:142,857」数列142857を使って作られた曲だそうです。テーマはこの数列のまま1/4拍子、4/4拍子、2/4拍子、8/4拍子、5/4拍子、7/4拍子でテーマのメロディーが構築されているそうです。


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