【目次】
ピープルの音楽
Oscar Peterson Trio「People」
三上さんの選曲。超絶技巧を誇るジャズピアノ・レジェンド:オスカー・ピーターソン・トリオの演奏。
Sheila E.「Everyday People」
シーラ・Eは米国カリフォルニア州ベイエリア出身のパーカッション奏者、シンガー、プロデューサー。この曲は彼女が2017年にリリースしたアルバム『Iconic: Message 4 America』に入っている曲で、このアルバムはマーヴィン・ゲイやビートルズのポジティブなメッセージ・ソングをカバーしたもの。この曲は元々はスライ&ザ・ファミリー・ストーンの1969年のアルバム『Stand!』の中の1曲で、曲名は「日々普通に仕事をして生活をしている人々」というような意味だそうです。
El Mató A Un Policía Motorizado「Slippery People」
この曲は1983年にトーキング・ヘッズが発表したアルバム『Speaking in Tongues』収録曲であり、ライブ映画『Stop Making Sense』のサントラ盤にも入っています。曲名の「Slippery」は「ツルツルした」「滑る」「掴みにくい」というような意味です。このバージョンは2024年に4kレストアされて公開された映画『Stop Making Sense』を記念して様々な歌手が参加して『Stop Making Sense』をカバーしたトリビュート・アルバムに入っているエル・マト・ア・ウン・ポリシア・モトリサードによるバージョン。エル・マト・ア・ウン・ポリシア・モトリサードはアルゼンチンのオルタナ・ロックのバンド。
Jeff Beck「People Get Ready」
この曲はジェフ・ベックが1985年にリリースしたアルバム『Flash』に収録されている1曲。このアルバム『Flash』は全11曲中シンガーを招いた歌ものが9曲というもので大きな話題を呼びました。この曲はシカゴ出身のソウル・シンガー、シンガーソングライターのカーティス・メイフィールドが書き、彼が所属していたグループ:インプレッションズが1965年に発表した曲で、当時の公民権運動がテーマの作品です。この曲では、ジェフ・ベックのかつてのパートナーの歌手:ロッド・スチュワートが招かれて歌っています。
ゴンチチ「Old Movie Theater」
トピックス(藤川パパQ)
Santrofi「Amina」
サントロフィはアフリカはガーナの新世代ハイライフ・バンド。彼らの新譜『Making Moves』が先頃出ました。「さぁ、立ち上がろう!」というかなり元気な皆んなを鼓舞している曲。サントロフィは昨年の6月から7月にかけて来日して日本ツアーを行ったそうです。