【目次】
- Maya Delilah『The Long Way Round』
- The Derek Trucks Band『Joyful Noise/Backyard Tracks』
- Anouar Brahem『After The Last Sky』
Maya Delilah『The Long Way Round』
マヤ・デライラはイギリスの若いシンガーソングライターで何年か前からSNSで音源を紹介したりしていたそうです。アルバムリリースは初めて。彼女は北ロンドン出身で芸能関係の学校を出ているそうです。バラカンさんはライブを観られたそうで、とてもギターが上手だったそうです。フジロックにも出演されるそうです。バラカンさんが尋ねたところ、デレク・トラックスが大好きと言っていたそうです。
Begin Again
アルバム冒頭の曲。YouTubeにスタジオ・ライブの映像がありました。
Jeffrey
スナーキー・パピーの元メンバーでオルガン奏者:コリー・ヘンリーをゲストに迎えたインストゥルメンタルの曲。
このアルバムは3月30日の「Barakan Beat」でも紹介されました。
The Derek Trucks Band『Joyful Noise/Backyard Tracks』
デレク・トラックスの3作目、2002年のアルバム『Joyful Noise』が復刻され、ライブ音源4曲がボーナス・トラックとして追加されたそうです。
Joyful Noise
アルバムタイトル曲。
Frisell
ビル・フリゼールに捧げられた曲。
もう1曲ボーナストラックで収録されている「I Wish I Knew (How It Would Feel To Be Free)」のライブ音源がかかりました。2005年12月30日アトランタでのライブ音源だそうです。
Anouar Brahem『After The Last Sky』
アヌアル・ブラヒムの新作アルバム。タイトルはパレスチナの詩人マフムード・ダルウィーシュの詩の一節にちなんでいるそうです。その詩の一部は「最後の空が終われば、鳥たちは何処を飛べばいいだろうか」で、パレスチナの今の悲惨な状況について書いた詩だそうです。
アヌアル・ブラヒムはチュニジア人のウード奏者。ジャンゴ・ベイツというイギリス人のピアニスト、デイヴ・ホランドというイギリス人のベーシスト、ドイツ人のチェロ奏者:アニャ・レヒナーが参加しています。
Awake(feat. Anja Lechner, Django Bates & Dave Holland)
The Eternal Olive Tree(feat. Dave Holland)
アヌアル・ブラヒムが今の状況について次のように語っているそうです。
この対立が単純にユダヤ人とイスラム教徒の対立であると語るのは私は耐えられないことで、本当の障壁は宗教のものでもないし、文化のものでもない。むしろ、不正を非難する人とそれに対して無関心でいることを選ぶ人の分離、これが一番大きな障壁だ。