【目次】
#58 インタビュー:ベン・ウェンデル
今回のゲストはサクソフォン奏者・作曲家のベン・ウェンデルさんでした。挾間さんは2023年11月に共演して以来とのことです。
ベン・ウェンデルは1976年カナダのバンクーバー生まれ。カリフォルニアで育ちニューヨークのイーストマン音楽学校を卒業後、西海岸へ戻りミュージシャンとしての活動を始めました。
2001年にトランペットのシェイン・エンドスリー、キーボードのアダム・ベンジャミン、ドラムのネイト・ウッドらとジャム・バンド「ニーボディ」を結成。2009年のアルバム『Twelve Songs by Charles Ives』はグラミー賞ベスト・クラシカル・クロスオーバー・アルバムにノミネートされました。
また、ソロ・アーティストとしても2009年から作品を発表してきました。これまでに共演してきたアーティストは、テレンス・ブランチャード、ビル・フリゼール、スヌープ・ドッグなど多岐に渡ります。
Ben Wendel『All One』
第66回グラミー賞でベスト・コンテンポラリー・インストゥルメンタル・アルバム賞にノミネートされたアルバム。2023年4月に発表されました。パンデミック中に作った作品でオーバーダビング、自分自身の演奏を重ね撮りで色々実験しながら作ったそうです。ベンさんは、サクソフォンと12歳の頃からオーケストラや吹奏楽団で演奏してきたファゴットも演奏しているそうです。
Wanderers (feat. Terence Blanchard)
ベンさんが大尊敬してるトランペット奏者/作曲家のテレンス・ブランチャードをフィーチャーしています。
In Anima (feat. Tigran Hamasyan)
番組では2023年に挾間さんとベン・ウェンデルさんが共演したデンマークラジオ・ビッグバンドの公演音源が紹介されました。この曲はベンさんがアルメニアのピアニスト:ティグラン・ハマシアンのために書いた曲。
Ben Wendel『Sesons』
ベン・ウェンデルさんが2018年に発表したアルバム。この作品は1876年に毎月1曲ずつ雑誌に発表されたチャイコフスキーの「四季」という12曲からなる作品集にインスピレーションを受けて作られたアルバム。月の名前が付いた12曲で構成されています。
メンバーは、アーロン・パークスのピアノ、ギラッド・ヘクセルマンのギター、マット・ブリューワーのベース、エリック・ハーランドのドラムス、ベン・ウェンデルのサクソフォン/ファゴット。
January
Ben Wendel『Understory: Live at the Village Vanguard』
ベン・ウェンデルさんが2024年に発表した最新アルバム。
On the Trail (Live)
演奏は、ジェラルド・クレイトンのピアノ、リンダ・メイ・ハン・オーのベース、オベド・カルヴェールのドラムス、ベン・ウェンデルのテナー・サクソフォーン。
週間プレイリスト
3月3日から8日までのブログに掲載した曲のプレイリストです。