【目次】
エキゾチッククルーズ〜世界のピアノ(サラーム海上)
西洋クラシック音楽を起源としながらも今では世界中で用いられている楽器「ピアノ」。そんなピアノの多様性が感じられる音楽を世界中から集めた特集でした。
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Isfar Sarabski「Novruz」
アゼルバイジャン出身のピアニスト:イスファル・サラブスキによる曲。このタイトルはイランやアゼルバイジャンなどで祝われている春の祭りを指します。ジャズの自由な表現とアゼルバイジャンの伝統的な旋律が織り交ぜられています。
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Maher Beauroy「Ya Rayah」
カリブ海のフランス海外県:マルティニーク出身のジャズ・ピアニスト:マヘル・ボーロワ。彼はカリブの音楽とフランスで出会った北アフリカの音楽をジャズを通じて一つにしています。アルジェリアの大衆歌謡:シャアビの名曲でアラビック・ロックンローラー:ラシッド・タハが歌い有名になった曲。
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Jaubi「A Sound Heart」
パキスタン、パンジャーブの古都ラホールを拠点に活動するヒンドゥスターニー、スピリチュアルジャズ集団:ジャウビのニューアルバム『A Sound Heart』より。ジャズ・ピアニストのビル・エヴァンスの「Peace Piece」にインスパイアされピアノ・トリオ編成にインド亜大陸の竹笛:バーンスリーや箱型の弓で弾く楽器:サーランギなどが絡むとても穏やかな曲。
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Azymuth「Brazil」
NHKFMの音楽番組と言えばブラジルの伝説的フュージョン・グループ:アジムスを忘れてはいけません。人気番組「クロスオーバーイレブン」のテーマ曲として長らく彼らの曲が用いられていました。ジョゼ・ロベルト・ベルトラーミ(José Roberto Bertrami)のエレクトリックピアノが印象的な曲。
Emahoy Tsegue Maryam Guebrou「Ballad of the Spirits」
2023年に99歳で亡くなったエチオピア人の修道女でピアニストのエマフォイ・ツェゲ・マリアム・ゲブル。彼女はエチオピア伝統音楽の旋律と西洋クラシックやジャズが混じり合った独自の祈りの音楽を作り続け、生涯で150曲以上を作曲しました。