【目次】
JAZZジャイアンツ ロイ・ヘインズ&ルー・ドナルドソン
今回は100歳を目前に昨年11月相次いで亡くなったドラマーのロイ・ヘインズとアルトサックス奏者のルー・ドナルドソンの特集でした。
ロイ・ヘインズは1925年3月13日ボストンの生まれ。亡くなったのは昨年の11月12日99歳でした。
ルー・ドナルドソンは1926年11月11日ノースカロライナ州バディンの生まれ。亡くなったのはロイ・ヘインズが亡くなる3日前の11月9日98歳でした。
Lou Donaldson「Lou's Blues」
ルー・ドナルドソンの初リーダー作『Quartet / Quintet / Sextet』より。1952年6月の録音でルー・ドナルドソンの代表曲の一つ。メンバーは、ルー・ドナルドソンのアルトサックス、ホレス・シルヴァーのピアノ、ジーン・ラミーのベース、アート・テイラーのドラムス。
Roy Haynes「Reflection」
初のアメリカでのロイ・ヘインズのリーダー作『We Three』より。1958年11月の録音。メンバーは、フィニアス・ニューボーンのピアノ、ポール・チェンバースのベース、ロイ・ヘインズのドラムス。
Chick Corea, Roy Haynes「Matrix」
ロイ・ヘインズはサイドメンとしても50年代60年代たくさん共演します。特に注目を集めたのがチック・コリアが1968年3月に録音した彼の2枚目のアルバム『Now He Sings, Now He Sobs』での演奏。
Lou Donaldson「Alligator Bogaloo」
ルー・ドナルドソンの1967年4月に録音したアルバム『Alligator Bogaloo』より。大ヒットした名曲。メンバーは、ルー・ドナルドソンのアルトサックス、メルヴィン・ラスティーのコルネット、ロニー・スミスのオルガン、ジョージ・ベンソンのギター、レオ・モリスのドラムス。
Roy Haynes「Sillie Willie」
ロイ・ヘインズが1970年代初めに率いていたセプテット編成のレギュラーグループで1972年に録音したアルバム『Senyah』よりジョージ・アダムスのオリジナル曲。メンバーは、ロイ・ヘインズのドラムス、ジョージ・アダムスのテナーサックス、マーヴィン・ピーターソンのトランペット、カール・シュローダーのエレクトリックピアノ、ローランド・プリンスのエレクトリックギター、ドン・ペイトのエレクトリックベース、ローレンス・キリアンのパーカッション。
Lou Donaldson「The Caterpillar」
1971年7月女性コーラスを伴ったファンクアルバム『Cosmos』を録音します。メンバーは、ルー・ドナルドソンのエレクトリック・アルトサックス、エド・ウィリアムスのトランペット、レオン・スペンサーのオルガンとエレクトリックピアノ、メルヴィン・スパークスのギター、ジェリー・ジェモットのエレクトリックベース、イドリース・ムハマッドのドラムス、レイ・アルマンドのコンガ、エッセンス(ミルドレッド・ブラウン、ロザリン・ブラウン、ナオミ・トーマス3人の女性ボーカルグループ)のボーカル、ジミー・ブリッグスのボーカルアレンジ。
Pat Metheny, Dave Holland, Roy Haynes「Old Folks」
1989年ギターのパット・メセニーがロイ・ヘインズのドラムスとデイヴ・ホランドのベースを従えて録音したアルバム『Question and Answer』より。
Lou Donaldson「Pennies From Heaven」
ルー・ドナルドソンが1992年4月に録音したアルバム『Birdseed』からスタンダード・ナンバー。メンバーは、ルー・ドナルドソンのアルトサックス、デビット・ブラハムのオルガン、ピーター・バーンスタインのギター、田井中福司のドラムス。