ラジオと音楽

ラジオから知った音楽のこと書いていきます

ジャズ・トゥナイト 2024年12月14日(チャーリー・パーカー、マイルス・デイヴィス、ウォルフガング・ムースピール) & 週間プレイリスト(radiomusic 20241216)

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【目次】

 

ホットピックス特集

通常番組の後半で国内外の新譜を紹介するコーナー「ホットピックス」で今年を振り返ると紹介出来なかった新作があったそうで、今回は番組全てを使って紹介されました。

 

Charlie Parker『Bird in Kansas City』

チャーリー・パーカーの発掘音源。1941年から1951年まで故郷のカンザスシティで録音したレア音源を集めたアルバム。ピアニスト:ジェイ・マクシャン・バンドのソリストとして才能を開花させたチャーリー・パーカー。そのマクシャン・バンドで演奏していた未発表曲、友人のフィル・バクスターの自宅とヴィック・ダモーンのスタジオで地元のミュージシャンと録音した二つのプライベート・レコーディングが収められているそうです。

 

I’m Getting Sentimental Over You

1941年2月6日ジェイ・マクシャン・バンドにいた時の録音。


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Cherokee

おそらく1944年6月、カンザスシティヴィック・ダモーンのトランスクリプション・スタジオで録音したプライベートな音源。

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Miles Davis『Miles In France 1963 & 1964 - Miles Davis Quintet: The Bootleg Series, Vol. 8』

マイルス・デイヴィスの4時間に及ぶ未発表音源を収録したアルバム。1963年7月南フランスで行われたアンディーブ国際ジャズ・フェスティバルの3公演と1964年10月1日パリ・ジャズ・フェスティバルでの2公演が収録されています。どちらのライブもハービー・ハンコックのピアノ、ロン・カーターのベース、トニー・ウィリアムスのドラムスというトリオをベースにして、1963年の録音にはジョージ・コールマンがサックスで、1964年のパリ録音ではウェイン・ショーターが参加しています。

 

So What

1964年10月のパリ・ジャズ・フェスティバルでの演奏。


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Wolfgang Muthspiel『Etudes, Quietudes』

ECMなどから数多く作品をリリースして30年以上第一線で活躍するオーストリア出身のギタリスト:ウォルフガング・ムースピールの全編アコースティックギターによるアルバム。ウォルフガング・ムースピールは、幼少期はクラシックのバイオリン奏者になることが期待されていたそうですが、15歳でギターに転向。最初はクラシックギターから学んでいたそうです。このアルバムは、クラシックギターを学んだ頃からプロのジャズギタリストになるまでの彼のキャリアを年代順に追っていったようなアルバムだそうです。前半はクラシックギタリストの練習曲のようなものからバッハっぽい曲になっていき、最後の方は今彼がやっているジャズ的なものに近づいていく構成だそうです。

Etudes, Quietudes

Etudes, Quietudes

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For Bill Evans

アルバム最後の曲。


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週間プレイリスト

12月16日から22日までのブログに掲載した曲のプレイリストです。