【目次】
- Michael Kiwanuka『Small Changes』
- Eric Bibb『In The Real World』
- Meshell Ndegeocello『No More Water: The Gospel Of James Baldwin』
Michael Kiwanuka『Small Changes』
マイケル・キワヌカの5年ぶり4作目の新作。5年の間に彼は父親となり、長年住んでいたロンドンを離れて地方に住んでいるそうです。今回もデンジャー・マウスとインフロのプロデュース。「ソングライターとしては、地下鉄の通路を歩いていて、誰かがボロボロのアコースティックギターで自分の曲を歌っていたら、それが一番嬉しい」と語っていたそうです。
Floating Parade
Four Long Years
Eric Bibb『In The Real World』
エリック・ビブの新作。スウェーデンに住んでいるそうです。プロデューサーはグレン・スコット。
Walk Steady On
Judgement Day
エリック・ビブが歌とギター、グレン・スコットがマンドリン。ジャッジメントはこの世の最後、天国に行くか、地獄に行くか。エリック・ビブは毎日がジャッジメント・デイと歌っていて、戦争を仕掛けている人たちに向かって言っているそうです。
Meshell Ndegeocello『No More Water: The Gospel Of James Baldwin』
聖書の中の話で、ノアが大洪水の時に動物たちを方舟に積んで漂流して、洪水が終わった時に神からお告げで「水はこれで終わり、次は火だ」という言葉があるそうです。ジェイムズ・ボールドウィンの本のタイトルでもあったそうです。その言葉をアルバムのタイトルとしたミシェル・ンデゲオチェロの新作。
What Did I Do?
この曲のボーカルはジャスティン・ヒックス。
Down At The Cross
ミシェル・ンデゲオチェロとジャスティン・ヒックスの二人がボーカル。
このアルバムの中にステイシーアン・チンというジャマイカの詩人が朗読している曲が4曲入っているそうです。その中の一つ「Tsunami Rising」は彼女の朗読のバックでジョシュ・ジョンソンがサックスを吹いている曲。アフリカン・アメリカンの女性が数百年に渡ってどんな状態に置かれていたかをかなりの怒りを持って打ちまけているそうです。英語なので日本のラジオでかけても殆どの人が理解できないのでかけないが、英語がわかる人は配信で聞いて欲しいとバラカンさん仰っていました。歌詞の和訳も検索すれば出てきます。