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クリス・クリストファーソン追悼
9月28日に88歳で亡くなったクリス・クリストファーソン(正確にはクリス・クリストファスンと発音するそうです)の追悼で彼の代表曲が何曲かかかりました。
Tina Turner「Help Me Make It Through the Night」
この曲はグラディス・ナイトのバージョンが有名です。ティナ・ターナーが50年前の1974年に出したカントリーの曲を歌ったアルバム『Tina Turns The Country On!』より。
Al Green「For The Good Times」
アル・グリーンが1972年に歌ったクリス・クリストファーソンの曲。
Kris Kristofferson「Sister Sinead」
ボブ・ディランのデビュー30周年の記念コンサートでシネイド・オコナーが歌うことになりました。その少し前に彼女はアメリカのTVの生放送でローマ教皇の写真を破りました。そのためこの記念コンサートでかなりのブーイングを受けました。その時歌う予定だった曲を歌わず、しばらく黙った後にボブ・マーリーの「War」を歌いました。泣きそうな彼女の肩に手を添えて一緒に退場したのがクリス・クリストファーソン。のちにクリス・クリストファーソンが作ったシネイド・オコナーの曲。
このシネイド・オコナーの話は彼女が亡くなった追悼特集でもバラカンさんは解説しています。彼女がローマ教皇の写真を破ったのは、カトリック教会で児童虐待があって、まだ報道されていなかった時代ですが彼女はよく知っていて、それに抗議する行動でした。
Janis Joplin「Me And Bobby McGee」
クリス・クリストファーソンの代表曲。 ジャニス・ジョプリンが亡くなった後に発表された最後のアルバム『Pearl』に収録されているバージョン。1970年録音。