【目次】
エキゾチッククルーズ〜トロピカルな音楽(サラーム海上)
7月8日
Bassekou Kouyate & Amy Sacko「Baro」
マリの吟遊詩人グリオ出身でンゴニを世界に広めてきたバセク・クヤテが女性グリオで彼のパートナーでもあるアミ・サッコと初めて二人の名義で作り上げたアルバム『Djudjon』。バセクは近年はU2やポール・マッカートニーとも共演を果たしマリ音楽の国際大使のような活動が目立ちましたが、このアルバムは彼の田舎ガラナ村で製作されました。しかも西洋の聴衆に向けてではなく、あくまで彼とアミのルーツの物語を語ることに重点を置いた作りです。
7月11日
Cyril Pahinui「Hurrah Lani Ha'a Ha'a」
ハワイ音楽の改革者:ギャビー・パヒヌイの息子でスラックキーギター奏者のシリル・パヒヌイ。彼が1998年48歳の時に発表したソロアルバム『Night Moon: Po Mahina』より。このアルバムは彼一人だけの演奏を収めていて眠れない夜に子守歌代わりになりそうな音です。