【目次】
夏の休息6週間 その5
ゴンチチ「夏の王国」
Robert Palmer「Every Kinda People(愛しき人々)」
イギリス人のロバート・パーマーが1978年にリリースし、全米チャートでベスト20入りしたブルー・アイド・ソウル風の曲。スティールパンが取り入れられ、歌詞の中には「サンシャイン」という言葉も出てきます。一方で「実際は世界には肌の色は違う色んな人々がいて、だからこそ地球は回っている。皆んな心に平和をもたらすのは愛なんだ。」とシリアスな内容も持つ曲でもあります。
John Gorka「Riverside」
松村さんの選曲。今回の松村さんの小テーマは「川の曲」。アメリカのシンガーソングライター:ジョン・ゴーカの2003年のアルバム『Old Futures Gone』より。
The Isley Brothers「Summer Breeze」
シールズ & クロフツが1972年に発表した曲をアイズレー・ブラザーズがカバーしたもの。「夏のそよ風が僕の心にジャスミンの香りを漂わせ、気分を爽やかにしてくれる」というリフレインの歌詞が印象に残ります。このアイズレー・ブラザーズのバージョンは、1973年リリースのアルバム『3+3』に収録されています。
トピックス(渡辺享)
Gia Margaret『Romantic Piano』
ジア・マーガレットはシカゴ生まれのシンガーソングライター。5年ほど前にデビューして、その後のツアー中に病気のため声を失ってしまったそうです。そのため、3年ほど前のアルバムはほぼインストだったそうです。やっと現在は声も回復して、今回の新作では歌声も披露しています。
2017
恐らく声を失った時に書いた曲だそうです。
Meshell Ndegeocello『The Omnichord Real Book』
ミシェル・ンデゲオチェロの新作。ジェフ・パーカー、マーク・ジュリアナ、ジョシュ・ジョンソン、ジョエル・ロスなど錚々たるジャズミュージシャンが参加しています。
Virgo (feat. Brandee Younger, Julius Rodriguez)
ブランディー・ヤンガーがハープ、ジュリアス・ロドリゲスがヴィンテージのオルガンを弾いています。