ラジオと音楽

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ワールドロックナウ 2023年5月6日(ウェンズデイ)

 

海外情報(NY情報)

 

今年現在で最も評価が高いアメリカのインディーバンド:ウェンズデイが紹介されました。2017年ノースカロライナ州はアッシュビルで結成されたそうです。中心人物は女性ボーカルのカーリー・ハーツマンの現在は5人編成。彼女が大学在学中にミツキのライブをネットで見て、ギターを引き始めたそうです。

5作目となる新作『Rat Saw God』は、メジャーでもインディーでも評価が高く、バンドとしてはシューゲイザーとカントリーの間の音楽を演奏しているそうですが、今作は強烈なギターサウンドの入ったグランジっぽいサウンドとなっているそうです。

彼女が歌っていることは日常的なことが描かれているそうです。それは、父親が職を失ってしまったことで、家庭が経済的に不安定になり、彼女がドラッグをやりまくっていたり、人生のトラウマになってしまうようなことを経験して、そこから生まれてきた歌詞が、カオス、若さ、闇が描かれているそうです。

 

Wednesday『Rat Saw God』

RAT SAW GOD

RAT SAW GOD

  • アーティスト:WEDNESDAY
  • DEAD OCEANS / ULTRA-VYBE
Amazon

 

 

Got Shocked



 

Chosen to Deserve

(訳詞)

私たちへ、いつでも最初に一番いいところだけ話して

今ではある程度時間も経ったし

遅ればせながら、最悪の時の話をするね

あなたに思い知らせてあげる

自分が何に志願したのか

自分は何を扱っているのか

自分が何に相応しい人間として選ばれたのか、自覚できるように

私はそういう女だよ

それに相応しい人間として、あなたが選ばれたんだよ

実家にいる時は、吐くまで飲んでいた

友達みんなでラリって

壁におかしなものが這っているのが見えるまで

そのうち一回は友達がやりすぎて

胃を殴って、吐かせなきゃならなくなって

その後、病院に連れて行ったら

「死ななかっただけでも、ラッキーだったね」って言われたんだ

私はそういう女だよ

それに相応しい人間として、あなたが選ばれたんだよ

昔は、週3回ぐらいしか学校に通っていなかった

アルコールの類いは、ことごとく水で割ってやった

道端でおしっこして

今じゃ、どんな種類のドラッグも若干飽きて

見渡す限り、悲しくて

何もかもが、悲しく見える

神に感謝だよ

あなたに相応しい人間として私が選ばれるなんて

だって、私はそういう女だから

それに相応しい人間として、あなたが選ばれたんだよ



 

Quarry

(訳詞)

ベイトリーの行き止まりの雨で老朽化した家

年寄りの気難しい女が、採石場のかつての事故現場の斜めに座って、彼女が言う

「甘やかされたアメリカの子供が、悲しみなんて知りもしない」とか言って

ハロウィンには巨大なキャンディバーを配っている

私たちは、後からそのツケを払わされる羽目になった

死ぬ前にきちんと精算しなくちゃならなかった

それでも、私たちは、ただひたすら限界まで突き進む

熱を感じるためなら、燃やし尽くしたっていい