ラジオと音楽

ラジオから知った音楽のこと書いていきます

ワールドロックナウ 2022年11月5日(1975、アークティック・モンキーズ、ビートルズ、テイラー・スウィフト)

 

 

 

新譜紹介

 

THE 1975『Being Funny in a Foreign Language(外国語での言葉遊び)』

1975の最新作。イギリスチャートで初登場1位。

 

 

Looking for Somebody (To Love)



 

Happiness

 

 

 

All I Need To Hear

新しい1975を表現するナンバー。今までの曲は自分自身が歌わなければ意味がない曲だったが、この曲は他の誰かが歌っても成立する曲。むしろ人が歌ったのを聴いてみたい曲。時代の普遍の中で曲だけがスタンダードとして成立する世界を目指した曲。

 

 

 

 

Arctic Monkeys『The Car』

アークティック・モンキーズの新作。1975と同じように世間から求められるロックのありようを模索している作品。1975もアークティック・モンキーズも、今求められているのは歌であり、メロディーであり、楽曲であると言っています。インタビューで次のように語っているそうです。

俺が良く思い出したのは、レオン・ラッセルの素晴らしい曲「A Song for You」の中で彼が歌っている「もしも僕が上手く言葉に出来なかったら、メロディーを聞いて欲しい。何故ならそこに僕の愛が溢れているから、隠れているから」って歌詞があるんだけれども、それだって思ったんだよね。それだけでも、凄まじく賢い表現だけども、それ以上に俺が言いたかったことをまとめてくれている。つまり、俺が表現しようとしているのは言葉を超えたものの中に何かあるんだという、まさに曲のマジック、音楽のマジック、メロディーのマジック、というのが凄いんだ。

1975も同じように語っているそうです。

僕の最も好きなの曲の一つがダニー・ハサウェイの「A Song for You」なんだ。あの曲の中で観衆も歓声も関係なく、これが自分自身、「君へ向かう(Song for You)」というその言葉。すごくパーソナルな音楽の伝え方なんだ。そういうことが、自分自身が表現しようとしていることなんだ。

 

 

Hello You

 

 

The Car

 

 

Big Ideas

 

 

 

リクエストコーナー

 

The Beatles「Yellow Submarine (Songwriting Work Tape / Part 1)」

10月1日の海外情報で小島さんが、今回の『Revolver』のスペシャル・デラックス盤には「Yellow Submarine」をジョン・レノンがアコギで弾き語りしている原曲があると仰っておりました。渋谷さんのご希望通り、しっかり収録されておりました。歌詞も違います。

(訳詞)

僕が生まれた場所では誰も気にしてない、誰も気にかけない

僕が生まれ持った名前も誰も気にしてない、誰も気にかけない

僕が生まれた町では誰も気にしてない、誰も気にかけない

あなたが正しかろうが、間違っていようが、誰も気にしてない、誰も気にかけない

僕がやってきた町では、誰も気にしてない、誰も気にかけない

 

 

 

海外情報(NY情報)

 

Taylor Swift『Midnights』

テイラー・スウィフトの10作目のアルバム。ロックダウン中に8作目『folklore』、9作目『evermore』を出しましたが、もう1つ作っていたそうです。今回は前2作のフォーク路線から、その前の『Lover』のようなポップ路線に戻ったそうです。

Midnights

Midnights

Amazon

 

 

You're On Your Own, Kid

 

 

Anti-Hero

自分の嫌なところ(自分がデカイところ)を歌っている曲。

(訳詞)

時々こんな風に感じるの

誰もがセクシーに見えてしまう

私は丘の上のモンスター

大過ぎて一緒にいられない

ゆっくりよろよろしながらも向かっていく

あなたのお気に入りの町へとね

心臓なら射抜かれたんだけれども

絶対に殺されないんだ

私だよ、こんにちは

問題児のほら、私

お茶の時間に皆んなが同意するような

私は太陽を直視できるのに

鏡を覗けないんだ

多分すごく疲れるよね

ダークヒーローをいつも応援するのは

 

 

Mastermind