ラジオと音楽

ラジオから知った音楽のこと書いていきます

ワールドロックナウ 2022年4月9日(マシン・ガン・ケリー、ウィーザー、ザ・ローリング・ストーンズ、ピクシーズ)

 

新譜紹介

 

Machine Gun Kelly『Mainstream Sellout』

「なんでこのタイトルにしたのですか」という問いに対して、マシン・ガン・ケリーは以下の通り答えているそうです。

メインストリームのアーティストから来るヘイトのパワーを奪おうという意味だよ。

俺はこんなジャンルに属していないとか、このような音楽を作るのに適していないとか、そんなこと言われているからね。

俺は人の意見は気にしないし、やりたいことをやる。

それで何百万人の子供を幸せにしているんだ。

俺は彼らが作り続ける負の空間みたいな異常な現実から逃げ出したい人たちのために、避難場所を作っているようなものなんだ。

だから、「Mainstream Sellout」はネガティブな空間を作りたい人たちから、その力を奪っているんだよ。

マシン・ガン・ケリーは、元々ヒップホップのアーティストでしたが、ポップパンクのロック・ミュージシャンになり、ギターを持ち鳴らしている。ヒップホップ・シーンからもポップパンク・シーンからも異形なものとして扱われています。こういう扱いに対して「冗談じゃないよ」というメッセージ。

Mainstream Sellout

Mainstream Sellout

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maybe(feat. Bring Me The Horizon)

 

 

god save me

(訳詞)

神様助けて、もう駄目だ

問題から目を背けてばかり

死ねばアイコンになる

連中のオフィスに、もっとゴールドディスクを増やせ、盾を増やせ

16歳で家を追い出され、16歳で路上で放り出され、和解も叶わず両親は死んだ

親父と話したいけれど、安らかに眠ってくれ

先月は一人で部屋に銃を持ち込んだんだ

先月はもう少しで自分の頭へぶっ飛ばすところだった

彼女は悲鳴を上げたが、俺は電話を切らなかった

ほら、カメラに向かって笑って

人との別れも愉快な見せもの

不安定な精神にドラックが混じって俺になる

いい夜だ、ハイになるにはいい夜だ

もう冷めた、もう冷めたなんて嘘

セラピーによると俺は、またやってしまうらしい

またやって死ぬらしい

俺はロストボーイ

俺はロストボーイ

彼女はゴスガール

彼女はポップガール

俺の知る一筋の道

その道の先にあるのは、失われた世界

失われた世界

 

 

mainstream sellout

アルバムのタイトルナンバー。

(訳詞)

反響が聞こえた

俺は勘違い男で、ギターを手に長靴を付けて、サングラスで顔を隠していると

俺が作ったアルバム、奴らはそのトラックリストが気に入らない、イェイ!

シーンから出ていけ!お前たちがぶち壊しているんだ

シーンから出ていけ!お前がぶち壊しているんだ

お前がソールドアウトなんてうんざりする

シーンから出ていけ!お前がぶち壊しているんだ



 

twin flame

アルバムのラストナンバー。プログロ的ドラマチックな物語性のある曲。

(訳詞)

イェイ!もう6日が過ぎた

最後にお前の顔を見てから、その時星座を聞かれたから、俺は答えた

理由を尋ねると、全てのことは繋がっているとお前は言った

初めてのデートでお前は言った

俺はお前にとって前世から繋がる双子の炎だと

そして今夜は満月

だから何処かに連れて出してくれ

キスもまだなのに

それでもお前には魔力がある

だから代わりに見つめ続けよう

不安に襲われパニックになる

お前が純粋すぎる

そんなこと知っているから

お前は俺には勿体無い

俺なんか相手にしなくていい

ただ、悲しくて寂しい

俺が欲しいのはお前だけ

 

 

 

Weezer『SZNZ: Spring』

ウィーザーは今年は季節毎に4作を発表するそうで、最初のEP。

春は陽気な感じ、夏はダンスロック、秋はストロークスのようなスタイル、冬はエリオット・スミスのような悲しいアコースティックだそうです。

SZNZ: Spring

SZNZ: Spring

  • Crush Music/Atlantic
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Opening Night

ヴィヴァルディのバイオリン協奏曲「四季」の「春」をモチーフにした曲。

(訳詞)

星空の下で一夜ロメオとジュリエット

星空の下で一夜

これは見たことがありますか?

シェイクスピアは私を幸せにします

シェイクスピアは私を幸せにします

そして、とても幸せです

そして、私はあなたと一緒にいられて幸せです

 

 

Angels on Vacation

 

 

 

リクエストコーナー

 

The Rolling Stones「Rip This Joint」

ローリング・ストーンズが1977年3月にトロントの300名収容のクラブで行ったライブアルバム『Live at El Mocambo』が5月にリリースされます。ライブバンドとして本格的にスタジアム・バンドとなっていくストーンズがバンドのルーツであるライブハウスでのカバーナンバーを収録したライブアルバム。

Live At The El Mocambo

 

 

Pixies「Human Crime」

中止となっていた来日公演が11月に行われるようになったピクシーズの新曲。

 

Human Crime

Human Crime

  • Infectious Music
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