古典音楽 愛の歌
今回は世界の古典音楽から愛についての歌の特集でした。
Nikos Tsiachris「Primavera en Berlin」
ギリシャ人のフラメンコ・ジャズ・ギタリスト:ニコス・ツァクリスの新作『Primavera en Berlin』(意味:ベルリンの春)より。彼は地中海の東の国ギリシャの人ですが、地中海の西の音楽フラメンコに魅せられ、グラナダでフラメンコを学んでいました。しかし、今度はベルリンが好きになり移住し、一旦出来上がっていたこのアルバムをベルリンで作り直しました。ベルリンに春が来るのはまだ先でしょうが、この曲を聴いて一足先に春を感じてくださいとサラームさん。
Aguamadera「No Quiero Mas Tu Amor(あなたの愛は欲しくない)」
フランス在住のアルゼンチン人のフォルクローレ男女デュオ:アグアマデーラ。アルゼンチンのチャカレーラやサンバ、ペルーのワルツやワイノ、ベネズエラのメレンゲなど、ラテンアメリカ全土のフォルクローレ曲や、それらに影響を受けた自作曲を歌います。ペルーの狂おしいワルツの曲で「あなたの愛は欲しくない」と歌う曲。
Dobranotch「Seni Severim(あなたを愛しています)」
東ヨーロッパのユダヤの音楽クレズマー。ロシアのサンクトペテルブルクのベテランクレズマー楽団ドーブラノーチ(「こんばんわ」という意味だそうです)。トルコのユダヤ人セファルディムの伝承曲でイスタンブールの居酒屋などではロマの楽師たちによって歌われるラブソング。