ラジオと音楽

ラジオから知った音楽のこと書いていきます

世界の快適音楽セレクション 2022年2月19日(ペイル・ファウンテンズ、ジョルジ・ベンジョール、キリンジ、ジョナサン・ブレイク)

 

手のひらの音楽

 

Pale Fountains「Palm Of My Hand」

1980年にリバプールで結成されたバンド:ペイル・ファウンテンズが83年にリリースしたシングルで、翌84年のファースト・アルバム『Pacific Street』にも収録された曲。「1週間のうちの何日かのことを考える時、僕の手のひらの中にあった何かしらのことを思い出しつつ、自分に嘘をつく」という心境が歌われています。

パシフィック・ストリート

パシフィック・ストリート

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Jorge Benjor「Cowboy Jorge」

60年代からジョルジ・ベンと名乗って活動していたブラジルのシンガーソングライターがジョルジ・ベンジョールと改名して89年にリリースしたアルバム『Benjor』の収録曲。『Benjor』のジャケット写真は金属の指輪やネックレスなどのアクセサリーが置かれている手のひらを撮影したものです。このジャケット写真のアフリカ系の男性の手のひらはベンジョール本人のものかは定かではありませんが、彼の母親はエチオピア系であるということらしいです。

 

 

 

Kirinji「ただの風邪」

2021年12月にリリースされたキリンジの最新作『crepuscular』の収録曲。「君の手のひらはバタフライ、冷たいピンクのバタフライ」というフレーズがリフレインして歌詞の中に織り込まれています。

 

 

 

 トピックス(渡辺亨)

 

Jonathan Blake「Steppin' Out」

アメリカのジャズ・ドラマー:ジョナサン・ブレイクが昨年の暮れに新作『Homeward Bound』を出しました。今の人種問題に触れたオリジナル曲もありますが、この曲は40年前のジョー・ジャクソンのカバー。ジョー・ジャクソンは、松村さんと同い年だそうです。

Homeward Bound

Homeward Bound

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