Junko Onishi Quartet「It's A Fine Day」
大西順子カルテットのニューアルバム『Grand Voyage』より。ピアノ:大西順子、ベース:井上陽介、ドラムス:吉良創太、パーカッション:大儀見元。
Randy Weston「I Mean You」
ランディ・ウェストンは1989年6月に3日続きで3枚のアルバムを録音して同時発売しました。1日目はセロニアス・モンクの曲を特集したもの、翌日にデューク・エリントンの曲を特集したもの、3日目に自分の曲を特集したものを録音しました。
ピアノ:ランディ・ウェストン、ベース:ジャミル・ナーサル、ドラムス:アイドリス・ムハマッド、パーカッション:エリック・アサンテ。
Thelonious Monk「Ruby, My Dear」
先週特集されたセロニアス・モンクの1957年録音のアルバム『Monk's Music』より。サックス:コールマン・ホーキンス、ベース:ウィルバー・ウェア、ドラムス:アート・ブレイキー。
このジャケットは独特です。アルバムのデザイナーはモンクに修道僧の格好をさせようとしたらしいのですが、モンクは断り、正装も断り、スタジオの隅にあったこの赤いワゴンにモンクが座ったら、あまりにも絵になるのでジャケットに使ったそうです。
O.V. Wright「I’d Rather Be Blind, Crippled And Crazy」
2月12日に80歳で亡くなったドラマーのハワード・グライムスの追悼。メンフィスのソウルの世界で沢山のヒット曲に参加したそうです。特に70年代に多く参加しているそうで、ブッカー・T & ザ・MG'sと一緒にやることもあり、本当は「Green Onions」も彼がドラムを叩くことになっていたそうです。ただレコーディングの時に彼がどこにいるのか分からず、アル・ジャクソンが叩いたそうです。