新譜紹介
Nas『Magic』
ナズの新作。前作から1年経っていません。ノリノリだそうです。
マジックというタイトルは、トリックのない本当の魔法なんだと。そういう魔法をヒット・ボーイ(プロデューサー)と作っているんだと。
40-16 Building
Dedicated
魔法(マジック)という主要テーマが歌詞に出てくる曲。
リクエストコーナー
Lana Del Rey「Watercolor Eyes」
ラナ・デル・レイの新曲。HBOの「Euphoria (ユーフォリア)」というドラマの主題歌だそうです。
海外情報(NY情報)
Mitski『Laurel Hell』
ミツキの新作が紹介されました。3年半ぶり。前作の『Be the Cowboy』でインディ界のスーパースターとなり、ツアーの最後ぐらいで「もう二度と戻ってこないかも」とソーシャルメディアも消してしまい、引退か?と心配されました。
中村さんミツキにインタビューをされたそうで、「燃え尽きてしまって、もう音楽はできない。音楽は自分の中ではやり続けるけれども、プロとして戻ってこれないかもしれない。」と本気で思っていたそうです。
休暇を取って、自分を取り戻していく中で、やっぱり音楽をやりたいんだと思たそうです。ある日突然「私には音楽しかないんだわ」ということではなかったそうです。
このアルバムは、自分の弱いところ、ダメなところ、全て引き受けながら最終的には愛なんだということを掴んでいく物語だそうです。前作の『Be the Cowboy』のような作品は自分の中では作ってはダメなんだと思ったそうです。評価は高かったのですが、自分の中に壁を作って表現していった作品だったからだそうです。今回は自分をさらけ出した作品を作りたかったということで、全てを受け入れていくような作品にしたそうです。面白いのは曲が弾けた、思いっきりバブル、ポップソングが出来上がっていて、大袈裟と言えるぐらいの80年代のドラムやシンセサイザーが鳴り響いているような作品となっているそうです。
このアルバムのタイトル「Laurel Hell」はアメリカの南部に実際にある言葉で、ローレルは月桂樹でローレル・ヘルというのは月桂樹の深い茂みに嵌って出られなくなり、死んでしまった人がいるという昔からの言い伝えのことだそうです。自分の行き詰まった心境やパンデミックの状態を象徴していると思ってつけたタイトルだそうです。
ミツキが日本語でメッセージをくれました。
「こんにちわミツキです!ワールドロックナウを聴いてくれて本当にありがとうございます!」と言ってました。
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