Sting「Harmony Road」
スティングの新作『The Bridge』から1曲紹介されました。差別、暴力が蔓延っている町のことを歌っているそうです。スティングはイングランド北東部の出身で昔は石炭や造船の産業がメインでしたが、それらがなくなって荒んだ町になってしまったそうです。
Corey Harris「Insurrection Blues (Chickens Come Home To Roost)」
コーリー・ハリスのニューアルバム『Insurrection Blues』からアルバムタイトル曲。「Insurrection」は反乱とか暴動という意味だそうです。1月6日ワシントンD.C.でトランプ前大統領を支持する人たちがアメリカの議会を襲った事件をコーリー・ハリスはロックダウン中のイタリアで見てこの曲とアルバム全体の構想が生まれたそうです。
「Chickens Come Home To Roost」というのは鶏が鶏が巣に戻って来るということで、慣用句として「なるべくしてなった」というような意味だそうです。かつてマルコムXがケネディ大統領が暗殺された時にこの表現を使って(勘違いされた部分もあったそうですが)物議を醸したことで有名な言葉でもあるそうです。
The Rolling Stones「Drift Away」
ローリング・ストーンズの『Tattoo You』40周年デラックス・エディションから未発表曲。アルバム『It's Only Rock'n Roll』の時に録音したものだそうです。
ピーターさんは1972年『Exile on Main St.』までのストーンズが大好きでそれ以降は好きな曲はあるけれど、大推薦のアルバムはないそうです。私はこのアルバムがストーンズとの出会いなので、この辺がコアのストーンズファンに比べて新参感が40年経っても抜けない原因なんだなと思っています。
Jason Isbell and the 400 Unit feat. Peter Levin「In Memory of Elizabeth Reed」
ジェイソン・イズベル & 400・ユニットの『Georgia Blue』からオールマン・ブラザーズ・バンドのカバー。キーボードでピート・レヴィンが参加しています。
このアルバムはジョージア出身のミュージシャンの曲を取り上げたチャリティ・アルバム。2020年の大統領選挙は行方が最後まで分からず、バイデンになるか、トランプになるか、ジョージア州が決まれば結果が出るということでした。その時にジェイソン・イズベルがもしバイデンがジョージアを取れば一番好きなジョージア関係の曲のカバー・アルバムをチャリティ用に作ると宣言したそうです。
Jason Isbell and the 400 Unit feat. Brittney Spencer「It's a Man's, Man’s, Man’s World」
ブリトニー・スペンサーがフィーチャされているジェームス・ブラウンの曲。