世界のフュージョン
世界の異なった文化や国の伝統音楽同士の出会い、伝統音楽とジャズやロック、電子音楽との出会いなど最新の作品を中心に紹介されました。
Monoswezi「Woshanda」
多国籍な5人組バンド:モノスウェージ。メンバーの国籍がモザンビーク、ノルウェー、スウェーデン、ジンバブエのため付けられたバンド名。ジンバブエ人の女性ボーカリストと親指ピアノを取り入れて、メロディはジンバブエのメロディを用いているのですが、サウンドは欧米のディスコ・パンクです。
Baba Sissoko「Griot Jazz」
西アフリカ:マリの吟遊詩人グリオ出身のギタリストで歌手のババ・シソコのニューアルバム『Griot Jazz』より。「グリオ・ジャズ」の名の通り、同じくマリ人のコラ(ひょうたんハープ)の奏者、バラフォン(木琴)の奏者、フランス人のピアニストが加わり、マリの伝統音楽とジャズの最新の融合を図っています。
Justin Adams & Mauro Durante「Talassa」
イギリス人ギタリストでプロデューサーのジャスティン・アダムズが南イタリアの伝統音楽タランテラの楽団カンゾニエール・グレカニコ・サレンティーノのメンバーのマウロ・ドゥランテとスタジオに入りライブで一発録音したタランテラとブルースのフュージョン・アルバム『Still Moving』より。