フリーな音楽
The Edgar Winter Group「Free Ride」
1973年にエドガー・ウインター・グループのシングルとしてリリースされ、全米チャートのトップ15にランクインした曲。「さあ、僕と一緒に自由に行こう!」と歌われていて、アメリカのフリーウェイを自動車やオートバイで疾走しているようなスピード感に溢れている1曲。
Deniece Williams「Free」
1976年リリースされたデニース・ウィリアムスのファーストアルバムに収録されている彼女の代表曲。「私らしく自由に生きたい」と歌われております。デニース・ウィリアムスはアース・ウィンド・アンド・ファイアーのカリンバ・プロダクションから世に出たソウル系アーティストなので、このバラードはモーリス・ホワイトとチャールズ・ステップニーの共同プロジェクト、そしてアース・ウィンド・アンド・ファイアーが演奏を務めています。
Paul Simon「追憶の夜(Late In The Evening)」
1991年8月15日ニューヨークのセントラルパークで開催されたフリーコンサートでのライブ音源。ドラムはスティーヴ・ガッド。この曲はポール・サイモンが主演と脚本を手掛けた映画「One Trick Pony」のサウンドトラック盤の冒頭を飾る曲。オリジナルのスタジオ録音盤は1980年に発表されました。
音楽のバックステージ(渡辺亨)
インフローというプロデューサーの最新プロジェクト2曲が紹介されました。覆面プロジェクトで活動されている謎のプロデューサーだそうです。
Little Simz「Woman」
リトル・シムズの新作『Sometimes I Might Be Introvert』より。彼女はナイジェリア人の両親のもとにロンドンで生まれています。彼女は「自分がブラックウーマンであることにすごく誇りを持っている」とアルバム1曲目で歌っています。そして2曲目がこの曲で「私はナイジェリアの女性だ」とちゃんと主張しています。その後の曲も色んな国の女性のことが歌われているそうです。
Cleo Sol「Don't Let Me Fall」
クレオ・ソルはお父さんがジャマイカ人、お母さんがスペイン人とセルビア人の血をひいて、ロンドン生まれ。このようにイギリスでは色んな移民の人が音楽を作っているそうです。クレオ・ソルのニューアルバム『Mother』もインフローがプロデュースしています。
トピックス(渡辺亨)
Jose Gonzales「Swing」
ホセ・ゴンザレスの新作『Local Valley』より。ホセ・ゴンザレスの両親はアルゼンチン人だそうで、スエーデンに移民してきたそうです。今回のアルバムは英語とスペイン語とスエーデン語の3種類の言語で歌っていて、ギターの弾き語りがアフリカと南米の音楽に繋がっているそうです。