アメリカの議会図書館が将来に渡って保存すべきアメリカの録音資料を登録しているナショナル・レコーディング・レジストリーに2020年度の分として新たに加える作品25点を発表しました。議会図書館では録音資料保存法のもと、全米録音資料保存委員会の助言を受けて、文化的、歴史的、あるいは芸術的に重要で発表から少なくとも10年以上が経過している録音資料を毎年このように選んでいるそうです。
Albert King『Born Under a Bad Sign』
1967年に発表されたアルバート・キングのアルバム。アルバート・キングは1920年代の生まれで既に40歳を超えていた頃、メンフィスのスタックス・レコードと契約しました。スタックスは当時、もっと若い人たちのソウル・ミュージックを主体としたレコード会社だったのですが、アルバート・キングはブッカー・T&ザ・MG'sのバックで歌って独自のギターを弾いて、当時としては画期的なサウンドだったそうです。このアルバムはチャートには全く入っていないそうです。
Born Under A Bad Sign
As The Years Go Passing By
Jimmy Cliff『The Harder They Come』
1972年ジャマイカの最初の劇映画のサウンドトラック。ジミー・クリフが中心となったアルバム。まだレゲエは注目されていない時代だそうです。
The Harder They Come
Rivers Of Babylon
Kool & the Gang「Celebration」
1980年クール&ザ・ギャングの大ヒット曲。シングルとして選ばれたそうです。