今回は前回の特集「1970年の音楽」でかけられなかった曲でした。
Little Feat「Willin’」
リトル・フィートがデビューしたのも1970年。ピークを迎えるのが1973年くらい。彼らの代表曲の一つがデビューアルバム『Little Feat』に収められています。
Nick Drake「At The Chime Of A City Clock」
ニック・ドレイクの2作目『Bryter Layter』が発売されたのも1970年。ニック・ドレイクは当時殆ど聴かれおらず、本人は自分の才能を十分に意識していて「どうしてもっと多くの人に聞いてもらえないだろうか?」と不満を持っていたそうです。ただ、すごくシャイな方で、ライブでも観客に何かを訴えかけるようなことはなかったそうです。彼は1974年に20代で亡くなって、その後じわじわと彼の評判が高まっていきました。アメリカで彼の曲が車のCMに使われて、一気に彼の人気がブレイクしたそうです。
Rod Stewart「It’s All Over Now」
ロッド・スチュワートの2作目のソロアルバム『Gasoline Alley』を出したのが1970年。バラカンさんはロッドのアルバムでこれが一番好きだそうです。ギター:ロン・ウッド、ベース:ロニー・レイン、ドラムス:ケニー・ジョーンズとフェイセズ (Faces)のメンバーで構成されています。イアン・マクレガンはバスのストライキのため不参加となっていますが、ピアノで入っているだろうということです。
Donny Hathaway「The Ghetto」
ダニー・ハサウェイのデビューアルバム『Everything Is Everything』が出たのも1970年。この曲は2年後に出る『Live』の演奏があまりにも有名ですよね。