ラジオと音楽

ラジオから知った音楽のこと書いていきます

ウィークエンドサンシャイン 2019年11月16日

 

新譜紹介

 

Various Artists「American Tunes・Songs By Paul Simon

ポール・サイモンの曲を色んな人たちが歌うコンピュレーションのCD。

 

American Tunes

American Tunes

 

 

Rosemary Clooney「Fifty Ways To Leave Your Lover」

ローズマリー・クルーニーは1928年生まれで2002年に亡くなっています。1977年イギリスで作った「Nice to Be Around」というアルバムに収録されているそうです。

 

 

 

Emmylou Harris「The Boxer」

1980年の「Roses In The Snow」というアルバムに入っています。

「The Boxer」を初めてカバーしたのは、ボブ・ディランだそうです。意外です。

 

 

 

先週の「Barakan Beat」でも紹介された2枚が紹介されました。

 

 

Michael Kiwanuka「Kiwanuka」 

マイケル・キワヌカはイギリス人、お父さんとお母さんはウガンダの人たちですが、1970年代のひどい弾圧でイギリスに移住されたそうです。マイケル・キワヌカは1987年生まれの32歳。2012年のデビューの年にフジロックに出ています。これまで2枚のアルバム出しています。2012年に「Home Again」、2016年に「Love & Hate」。どちらもいいアルバムです。

今回のアルバムは「Kiwanuka」と自分の苗字一文字にしています。彼にとってかなり意義のあることだそうです。

デビューした頃は「芸名を使いせんか?」と言われたそうです。アフリカの苗字を持っているとワールド・ミュージックのアーティストと判断される可能性があって、レコード会社としてはレコードが売れなくなるという危惧があったそうです。アーティストにとって「自分の名前を変えてください」というのは嫌な感じですよね。

マイケル・キワヌカという名前は子供の頃も学校できちんと名前を発音できる人がいなかったらしく、いつも自信がなかったということです。プロになってからも「本当に音楽を続けるべきか」悩んでいたようです。しかし、2枚のアルバムが成功して、ようやく自信が持てるようになったそうです。

 

KIWANUKA

KIWANUKA

  • マイケル・キワヌーカ
  • ソウル
  • ¥1935

 

 

Living in Denial

「現実無視して生きている」という曲だそうです。

 

 

 

Hero

黒人であるから殺された人の話。ブラックパンサー党のフレッド・ハンプトンが寝ているところを何者かに殺されたことや、最近のニュースに出ている黒人であるというだけで殺された人たちのことについて歌っているそうです。ギターは本人が弾いています。

 

 

1970年代の感じのするマイケル・キワヌカ。一番好きなのはマービン・ゲイの「What's Going On」だそうです。

 

 

Marvin Gaye「What's Going On Live」

1972年ワシントンD.C.で行われたライブのリミックス版。

 

ホワッツ・ゴーイン・オン・ライヴ

ホワッツ・ゴーイン・オン・ライヴ

 

 

What's Going On