リクエストで「No Nukes」というライブ・アルバムの紹介がありました。
1979年9月19日から23日マジソン・スクエア・ガーデンでのコンサート。
ちょうど40年ということです。CDになったのは1997年だそうですが、アマゾンでは在庫ありませんでした。iTunesにはあるようですが、Apple Musicでは聴けないようです。
スリーマイル島原子力発電所事故があった年で、CDが出るまでの間にチェルノブイリ原子力発電所事故(1986年)がありました。ブックレットにはかなり細かく原発のことが書かれているそうです。
1. ウランが地球から取られる時点でいかに有害であるか。ラドンガスが出てくると坑夫達の肺に入って死んでしまう人がいかに多いか。
2. ウランが燃料にされる以前にどれだけ有害なものであるか。
4. 核廃棄物の危険について。
5. 核エネルギーが比較的安いという神話。
6. 自然エネルギーの可能性について。
ギル・スコットは「太陽エネルギーはタダで儲からないからみんな推進しない」と言っていたそうです。普通の人が立ち上がって社会を変えていくことの重要性についても語っているそうです。
トム・ペティは76年デビューしてイギリスで人気が出ましたが、アメリカではこのコンサートのあった79年頃に人気が出てきたそうです。
ブルース・スプリングスティーンは21日と22日の二日間出演したそうですが、昨年末このブルースの演奏の全てをディジタルのみで発売されたそうです。
デヴィッド・クロスビー「企画書ではとてもうまい具合に見えるものでも、人間が関わると必ず失敗するときがある」
アルバム最後の曲。The Doobie Brothers & James Taylor「Takin’ It To The Streets」。