音楽遊覧飛行
世界の巨匠 今月は世界中の民族音楽、古典音楽、ポップスの巨匠が紹介されました。 Caetano Veloso「Cobre」 現在79歳、ブラジルのカエターノ・ヴェローゾが9年ぶりの新作『Meu Coco』をリリースしました。チェロ奏者ジャキス・モレレンバウムのような古い仲…
世界のフュージョン 世界の異なった文化や国の伝統音楽同士の出会い、伝統音楽とジャズやロック、電子音楽との出会いなど最新の作品を中心に紹介されました。 Monoswezi「Woshanda」 多国籍な5人組バンド:モノスウェージ。メンバーの国籍がモザンビーク、ノ…
残暑の音楽 今月のサラーム海上さんの「エキゾチッククルーズ」のテーマは「残暑の音楽」でした。 Rita Payes、Elisabeth Roma「Quien Lo Diria(誰が言うだろうか?)」 7月の特集「世界の歌声」でも紹介されたスペインの母と娘のデュオ。トロンボーン奏者…
オラが国のスター マリ北部の町トゥンブクトゥ出身の女性歌手ハイラ・アルビーが紹介されました。ハイラ・アルビーは父親がトゥアレグ人、母親がソンガイ人のもと1959年に生まれました。幼い頃から結婚式や伝統的な祭りで歌い始め、11歳の時にトゥンブクトゥ…
世界の歌声 美しい声、存在感のある声、ダミ声、合唱などを世界中から集めた特集でした。 BLK JKS「Running-Asibaleki/Sheroes Theme」 南アフリカのアフロ・サイケデリック・ロックバンド:ブラック・ジャックスの12年ぶりの新作『Abantu / Before Humans』…
ドライな音楽 今回のサラーム海上さんのエキゾチッククルーズのテーマは「ドライな音楽」でした。 砂漠やステップ、高山など乾いた土地の乾いた響きの音楽がかかりました。 オラが国のスター(アヴィシャイ・コーエン) 年間降水量が約430mm(日本の1/4)で…
カラフルなワールドミュージック 春らしい明るく軽快な音楽を世界中から集めた特集。 Antonis Antoniou「Angali」 東地中海に浮かぶ島国キプロスの音楽家アントニス・アントニオの新作。彼はMonsieur DoumaniとTrio Tekkeという2つのバンドを率いていますが…
オラが国のスター 今月はマリの瓢箪ハープ 「コラ」の名人:バラケ・シソコです。バラケ・シソコは1968年にマリで吟遊詩人:グリオの家系に生まれました。父親は同じくコラ奏者のディエリマリ・シソコで、幼い頃から父親の元で音楽を始めました。若くしてマ…
ホットなダンスミュージック 今回のサラーム海上さんのエキゾチッククルーズのテーマは「ホットなダンスミュージック」。まだまだ寒い日本ですが、体が自然に動くような音楽を聴いて心と体を温めましょうということです。 Samingad(紀暁君)「Song of Puyum…
オラが国のスター フランス在住のレバノン人トランペット奏者:イブラヒム・マーロフ。 イブラヒム・マーロフは1980年に内戦下のレバノンのベイルートで生まれました。父親はトランペット奏者、母親はピアニスト、祖父は詩人、家族は作家や音楽家という芸術…
2020年ベスト 12月14日から17日のサラーム海上さん「エキゾチッククルーズ」は今年の年間ベストでした。その中で私が印象深かった曲を掲載させて頂きました。 Mulatu Astatke & The Black Jesus Experience「Mulatu」 サラームさん今年の3月上旬にアフリカ音…
世界の新作 今週はサラーム海上さんの「エキゾチッククルーズ」。テーマは「世界の新作」。 コロナ禍でも新人からベテランまで世界中のアーティストの新作を紹介して彼らの音楽活動を応援しようという企画です。 Matej Starkov「Kairos」 中央ヨーロッパ:ス…
古典音楽 A to Z(サラーム海上) ジャズを通じて進化した音楽「ジャズ・フラメンコ」。マイルス・デイヴィスがスペインを旅し、フラメンコを聴き、その自由な即興に影響を受けたことからスタートしました。マイルスのモード・ジャズの完成形と言われる1959…
エキゾチッククルーズ~ワールドジャズ(サラーム海上) 今月の特集は「ワールドジャズ」。世界中の音楽家たちによるジャズ。 SUPERGOMBO「Alien Felines From Beyond The Galaxy」 アフリカ系ジャズ。スーパーゴンボは、フランスの食の都と知られるリオン出…
新譜紹介 Vusi Mahlasela『Shebeen Queen』 南アフリカに人種差別のアパルトヘイト法があった時代から活躍し、南アフリカの声と呼ばれるベテラン男性歌手:ヴーシー マーラセラの最新ライブアルバム。「Shebeen(シェビーン)」とは違法の居酒屋のことで、彼…
海の音楽 海に面した国や、島国の音楽、そして海をテーマにした音楽の特集。 夏らしくいいテーマですね。とってもいい曲がたくさんかかりました。 Purnamasi Yogamaya「Sweet Love」 リトアニアの女性シンガーソングライター:エグレ・シルヴィディテ(Egle …
エキゾチッククルーズ~世界のパーカッション(サラーム海上) 毎月第4週はサラーム海上さんのエキゾチッククルーズ。楽しみにしています。今回のテーマは「世界のパーカッション」。大迫力の太鼓アンサンブルからカスタネットやタンバリンの超絶技巧、ガラ…
ワールドミュージックで逃避行(2) 今週のテーマは「ワールドミュージックで逃避行」。現実が厳しい時、何もかもうまくいかないと思う時、世界の果ての音楽を聴いてひとしきり逃避行しましょうということです。今回もサラーム海上さんのご自宅からの収録だそ…
ワールドミュージックで逃避行(1) 今週のテーマは「ワールドミュージックで逃避行」。現実が厳しい時、何もかもうまくいかないと思う時、世界の果ての音楽を聴いてひとしきり逃避行しましょうということです。今回もサラーム海上さんのご自宅からの収録だそ…
爽やかなワールドミュージック(サラーム海上) Marcos Valle『Cinzento』 今年77歳になるマルコス・ヴァーリの新譜が紹介されました。アルバムタイトル『Cinzento』は灰色という意味。現在の政治的混迷を極めるブラジルを表しているそうです。前作はディス…
爽やかなワールドミュージック(サラーム海上) サラーム海上さんも緊急事態宣言を受け自宅からの録音。 自宅で過ごす時間が増えていますが、世界中の爽やかな響きの音楽、フレッシュな新人アーティストの歌を聴いてリフレッシュしてください 今回は東アジア…
世界の女性アーティスト 今週の音楽遊覧飛行「エキゾチッククルーズ」の特集は「世界の女性アーティスト」。男臭いと思われがちなワールドミュージックですが、女性アーティストの活躍が取り上げられました。その中で私がいいなと思った曲を掲載しました。 D…
弓で奏でる楽器 今週は弓で弾く楽器特集。今回はヨーロッパの弓で弾く楽器の曲。 Felix Lajko & Volosi『Felix Lajko & Volosi』 東ヨーロッパのバイオリン頂上決戦的作品。旧ユーゴスラビア生まれ、ハンガリー人で「悪魔のバイオリニスト」との異名を持つ「…
エキゾチッククルーズ~2019年のベスト~ 今回はサラームさん一番得意分野の中東音楽。 Rachid Taha「Je Suis African」 2018年9月に59歳で亡くなったアルジェリア人のアラビック・ロックンローラー「ラシッド・タハ」。 彼が亡くなる直前までフランスのバン…
エキゾチッククルーズ~2019年のベスト~ 今週はサラーム海上さんによるワールドミュージックの2019年ベストアルバムの紹介。 昨年をしっかり振り返ってから、新しいワールドミュージックを探していきましょうということです。海上さんは今年も世界中を飛び…
8月の特番「ジャズで巡るエキゾチック世界旅行」でサラーム海上さんを知り、この番組の存在を知りました。聴いてみようと思っていたのですが、平日の午前中で月に1週間という不定期なところもあり、ついつい忘れていてやっと聴けました。 新譜紹介 ブラジル…